かねてから、思っていたこと。
ソフトウェアプロダクトが売れるかどうかについては、機能面、事例なども重要なのだが、必要条件として一番重要なものは、「そのプロダクトに対する強い思い入れを持つ人がいるかどうか」ではないか、と常日頃感じていた。
うちでいえば、XMLデータベースになるのだが、私自身、24時間、寝てもさめても、XMLデータベースのことを考えている。また、そのように考える人が社内に何人いるか、ということも重要と思う。
強い思い入れのある人がいたから当初立ち上がったプロダクトやソリューションが、責任者や担当が替わったとたんに失速し、数年すると世間に忘れ去られ、プロダクトのせいではない理由でディスコン、という悲しい結末を迎えるケースは、部署移動が頻繁にある大企業によくあるのではないだろうか、と思う。あくまで主観だが。
・・・と、日々考えていた。
たまたまシステムインテグレーター社さんからメルマガが来ていたのだが、「ヒット製品の裏には誰かがいる」というタイトルにひかれて中を読んでみると、梅田社長が同じようなことを書いておられたので、やっぱりそうなんだ、と思い、思わず書いてみた次第。
あらためて、XMLデータベースに「強い思い入れ」を持とう、と心に誓った。