今年は、ちょうど仕事はじめと朝礼の日(昨日)がかぶったので、
普通に朝礼をしてみた。ちょっと長めに・・・
で、主に話したこと。
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2009年は本当に景気が悪く、非常に厳しい年になると思われます。
我々がビジネスを行っているIT分野に関しても、すでにエンジニア派遣等の業種ではかなり影響が出ていますが、わが社は幸いにして、まだそれほど影響は出ていません。
ただ、本当に影響が出るのは、これからです。
わが社の事業は B to B ビジネスなので、コンシューマではなく企業ユーザの状況に直接左右されます。今年はどういう動きが予想されるかといえば、3月末の決算が悪いとわかった企業ユーザは、来期予算を削減するはずです。したがって、ITにかける来期の投資額もおそらく減るものと思います。
それにともない、競争力のないIT企業はたくさん倒産してゆくと思います。
ただ、IT投資をゼロにするか、というと、そうではなく、必要なところには投資を継続するはずですし、特にコストダウンに直結するような部分に関しては、逆に積極的に投資をすることも考えられます。
したがって、全てのIT企業が総倒れになるのではなく、本当に苦しい企業と底力を出して生き残ってゆく企業とに分かれると思います。
また、これは私の持論ですが、好景気時は、仕様を策定するよりも大量の予算を使ってエンジニアを確保し、力技で進めていくプロジェクトが多くなり、したがってエンジニア派遣ビジネスが好調ですが、不景気時は、限られた予算内で仕様を満たしてゆく必要のある受託開発が強い、と考えています。
わが社は受託から立ち上がってきた会社であり、この不景気に立ち向かってゆく力があります。
また、生き残ってゆくためには、独自性も必要ですが、わが社にはXMLデータベースをはじめ、XMLに関連したテクノロジ・EAIなどのデータ連携開発技術などを保有しており、「生き残る=survive」するための十分な武器を持っています。
そして、この不景気な状況を「survive」することによって、景気好転時に残っている企業こそが真の勝ち組となるわけです。
というわけで、今年は不景気に負けず「survive」してゆきましょう!
最後に。暗いことばかり言っていると、本当に暗くなってしまいます。
なので、これからは常に明るく、ポジティブで行きましょう!
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・・・と、記憶を頼りにきれいに文章で書くと、おおよそこういう内容。
戦後の復興期よろしく、こういった状況は逆にいうとチャンスとも取れるわけで、この機会を生かす手はない・・・
今年一年は、さらに精進しようと思います。ペコ。