このあいだ、ジャストシステムの件で、毎年4月は、季節柄、色々な動きがある時期・・・ということを書いたが、XMLデータベース(XMLDB)を提供するサイバーテックに非常に大きなインパクトがある、さらに驚くべきニュースが飛び込んできた。
それは、今週流れた「オラクルがサンを買収」というニュース。
うわさは色々とあったが、これは、おったまげた。
Solaris+オラクル、という導入パターンはよくあるので、そこだけを見るとわかるけれども、今後Javaはどうなる?MySQLは?と、分からないことだらけ。
ただ、恐らく言えることは、過去の例からも分かるとおり、オラクルの買収ポリシーは、人的資産や製品をターゲットにしているものではなく、顧客基盤や保守ユーザからのインカムをターゲットにしている、ということ。
そういった観点から考えると、意外とハードやOS(Solaris)には本気で取り組むだろうけれども、オープンソース系(Java・MySQL)に関しては、少なくとも力を入れないだろう、ということは推測できる。
特に、完全に競合となるMySQLについては、どうするのだろうか???
ジャストシステムの件も影響がないかといえばそうでもないが、それよりも本件は我々のXMLデータベース、Cyber Luxeonにおいて、Solarisプラットフォームでも提供をしており、何らかの動きがあると必ず影響を受けるため、今後の動向が非常に気になる。