サイバーテック社長ブログ

2010年11月 Archives

このところ、試験的な取り組みを色々と行っている。例えば、先週開催した、XMLとXMLデータベース(XML DB)のプライベートイベント「NeoCoreサミット2010」では、初めてTwitterによる実況中継を行った。また、デジタル革命が起きている昨今、キャンペーンの一環として、iPadプレゼントキャンペーンを実施したが、確実にスマートフォンやタブレットの需要は今後拡大するにちがいない。

そこで、自社でも評価用にタブレットデバイスとしてiPadを 一台購入し、XMLデータベース「NeoCore」と連携させたソリューションを何か考える事が出来ないか、検証してみることにした。

XMLはご存じの通り、元々はドキュメントフォーマットであり、電子書籍のフォーマットとしても注目度が高い。サイバーテックはXMLをベースとしたマルチメディア・コンテンツを提供するためのデータフォーマットやデータベースを提供するITベンダーであるが、実際に活用されたマルチメディア・コンテンツはどのようなものなのか、見てみなければ始まらない。

ということで、世間を騒がせているiPadで読める電子書籍コンテンツとして、村上龍さんの「歌うくじら」を購入してみた。音楽を担当したのは坂本龍一氏とのことで、かなり力を入れた作品との下馬評もあり、発売当初から、とても楽しみにしていた。

購入後、アプリを立ち上げて読み始めてみると、童話チックなタイトルとは裏腹に、退廃的な未来を描いた内容のようで、少し驚いた。それからドンドン読み進めたが、さすが村上龍さん、割と理系的な用語が随所に登場するけれども、難解な表現を厭わない人であればストーリー自体はとても面白く、読み応えがあった。強いて言えば、個人的には終りが中途半端のような感じかもしれない(これ以上、ストーリーの内容には触れないでおきます)。

ストーリーはとても楽しめた半面、電子ブックとしての良さがほとんど活かされていなかったのはとても残念だった。挿絵は章の先頭にあるだけで後は全て文章のみ。時折流れる音楽も、内容と余り関係がなさそうで、しかも特定の部分に来たら唐突に流れ出す。マルチメディア・コンテンツという観点でも期待していただけに、動的コンテンツを入れるなど、もう少し工夫が出来たのではないかと思う。

あと、ストーリーや、マルチメディア・コンテンツといった事とは別に、電子デバイスであるiPadならではの読み方をした。それは、寝室の電気を消して、ベッドでごろりと横になり、iPadで読み進める、というもの。ブルーライトの影響で、目には決して良くないのだが、出来る・出来ない、といった話でいうと、紙の書物では出来ない芸当だ。

ただ、iPadは文庫本よりもかなり重いのは難点ではある。技術革新が進み、さらに軽いタブレットデバイスが登場することを待ちたいと思う。

時々Twitterで繰り広げられる、セミナー中継。
サイバーテック主催の「NeoCoreサミット2010」で、初めて実施。

そして、皆さんご存知の通り、Twitterは時が経過すると消えてしまう揮発性の高いものであるから、今回ブログに残しておこうと思い立った。

元々ブログという言葉も、WebのLogということが語源であるわけで、これって、Twitterとブログ本来の使われ方ではっ!と一人悦に入りながら...

【以下Twitterより】
◎さーあと少しで「Neocoreサミット」開催。私は最後のセッションでしゃべる以外は、会場にある「個別相談会」の部屋にて、ご支援頂いている皆様方と色々なお話をさせて頂く予定。ご来場頂いた際は気軽にお声をおかけ下さい!

◎NeoCoreサミットいよいよ開幕。第一セッションのご来場率は約8割!だいたい6~7割が業界平均だが、これは驚異的水準!!!

◎A-1 は、キャノンITソリューションズ様によるご講演。去年もご講演頂いたが、今年は段違いに来場者様が多い。20~30名程の来場者を想定されていたようだけれども、ほぼ倍のご来場者。プレッシャーをおかけしてしまいすみませんっ!>_<

◎いまさっき、控室にてパートナー企業様同士でご挨拶が行われた模様。まずはパートナー企業様にて活発にビジネスを実施頂くのが、サイバーテックのビジネスモデル。

◎B-1 セッションでは、内藤先生がトピックマップとXMLに関するご講演。少しではあるが、ご来場者様はA-1セッションよりも若干多い雰囲気。想定以上のご来場率だ。A-2、B-2以降も来場者様が増えるので、入りきるのか...

◎A-2 はNECネッツエスアイ様のご講演。ちらっと覗いてみたが、さらにご来場者様が増えて、ぱっと見あと数席しか空きがない...

◎B-2 はエヌディソフト様の中国市場におけるXML DBの可能性について。ご講演の合間に弊社白井が合いの手を入れる形式。

◎そして、控室でご挨拶した、パネラーとしてご登壇頂けるウルシステムの方が、沖電気時代の私の1つ上の先輩だったことが判明。これも大切なご縁。

◎A-3 はユニテック様・タウンニュース様のデモを交えた導入事例のご講演。事前にデモを拝見しましたが、縦書きWord原稿がそのまま組版されて印刷データとして組みあがるのは秀逸!

◎B-3 は流通業界のお話。我々のXML DBが組み込まれたパッケージソフトウェアをご提供頂いているSFI様と、ウルシステム様とのトークセッション。聞いてみたいが、皆さんとのお話が第一。後で撮影されたビデオを見よう。

◎ちらっとA-3、B-3の両セッションを覗いてみたけれども、どちらも8割ぐらいの埋まり具合。

◎A-4セッションは、ロココ様による「Web to Print」のご講演。無料で利用できる、新・組版サービスの詳細を発表。

◎B-4セッションは住商情報システム様による、製造業様向けのデモ。3DCADデータや構成情報などをRIA(Curl)で統合。先ほどエンジンのCADデータを使ったデモを拝見させて頂いた。

◎私は全セッション終了後の「サイバーテックからのご案内」にて登場予定。密かに持ち込んだおにぎりを今食べました。

◎さて、そろそろ出番だ、心の準備をしよう。

◎NeoCoreサミット無事終了。最後は一本締め。ご来場頂いた皆様・パートナーの皆様・社員・アルバイト・10内定者一同、ありがとう!
実はヤマダ電機以外にも、大好きな場所がある。。。

それは、東京駅近くにある、八重洲ブックセンター

昨日久々に行って、本を10冊ほどまとめ買い。
ほとんどが、経営とマーケティングに関する本。

全然関係ない本も一冊混じってたな・・・(^^;

そういえば、八重洲ブックセンターの前で、写真のようなデモ行進が行われていた。

デモ

中国のデモで時折行われている破壊行為は行ってはいないが、例の尖閣諸島に関するデモ。
◎民主党政権は弱腰だ!
◎尖閣諸島は日本領だ!
◎中国は侵略国家だ!
といった趣旨で。

印象的だったのが、日本語でメッセージを告げながら、英語でも同様の内容を宣伝し、かつ「周囲の皆様方にはご迷惑をかけております」ということも言いながらデモをしていたこと。非常に紳士的な態度に驚いたと共に、日中が意見を主張する際の国民性の違いなのかな、と思ったりもした。

日本のメディアは中国の暴動的デモばかり喧伝し、日本側のデモについて全く報道しないので、こちらで紹介してみた。

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