以下のリリースが、両社から発表された。
「株式会社サイバーテックと住商情報システム株式会社が主力ミドルウェア製品で協業」
※住商情報システム社からのリリースはこちら:
http://www.curlap.com/release/release.php?id=465
このところ「RIA+XMLデータベース」の組み合わせが非常に熱い!
本当に熱い!
理由は色々あると思われるが、おおよそ以下の通りかと思われる。
1)マシンスペックの向上
フロントエンドのPCスペックが低いとRIAは重たいが、現在は問題ないレベルまでスペックが向上している。
2)ネットワークインフラの整備
クライアントアプリケーションのダウンロードや更新に必要なネットワークも、ここまでブロードバンド化が進むと気にならない。
3)簡単な業務のIT化から、複雑な業務のIT化にシフトしつつある
リロードが必要なHTMLベースのWebアプリケーションでは何度も画面のリロードが必要になるが、RIAだとクライアント側で吸収可能であるため、リロードが最小限でみ、かつ複雑なユーザインターフェイスを実装することが可能
ただ、3)を実現するにあたって、インターフェイスが複雑になればなるほど、裏方にいるデータベース設計の「ゆれ」が大きくなることも事実。
そこで、近年はバックエンドのデータベースとして、XMLデータベース(XMLDB)が採用されることが増えてきている。
XMLデータベースだと、データベース設計(正規化)が不要になるため、バックエンドのことは気にせずに複雑なインターフェイスを持ったアプリケーションを実現することができる。もちろん設計途中やシステムリリース後の変更にも大変強い。何よりユーザと紙芝居(モックアップ)ベースでインターフェイスを詰めることに集中できる。
それに、そもそもRIAとサーバサイド間の通信はXMLで行われることがほとんどであり、わざわざRDBを選ばなくてもXMLデータベースを用意するだけで、吸い込むようにどんどんデータをストアすることができる。
この相性抜群の「RIA+XMLデータベース」で、顧客企業の業務改善を実現したいと願う。