先週9日~13日の間、初めてマレーシアに行ってきた。
出発の前に・・・
6日夜から、このところあまりなかったような体調の崩れ方で、7日に38度すぎの熱を出して1日会社を休み、8日は半日なんとか無理をして仕事をしたような状況。幸いにしてインフルエンザではなかったが、熱だけではなく、下痢もひどい。マレーシアへの入国時にサーモセンサーで引っかからないことを願いつつ、体温計・解熱剤・ストッパ(下痢止め)を機内に持ち込み、9日いざ出発!
ちなみに、今回マレーシアに行く目的は3つ。
1つ目は、マレーシアの首都・クアラルンプール(以下、KL)を見るため。そもそも東南アジアは右肩上がりの成長を遂げている国が多いが、ことKLの発展ぶりはすごいから、一度見ておいたほうが良いよ!と周りからしょっちゅう言われていたので、それをこの目で確かめたかったため。
2つ目は、マレーシアEO(Entrepreneur Organization)チャプターのメンバーと会うため。ひょんなことでメル友状態になったメンバーがおり、いつかは行くね!と言っていたのを実行!
そして3つ目・・・こちらが前々から仕込まれていた目的。毎年F1が開催される、セパンサーキットでの24時間耐久レースに参加するため。数か月前から準備等々が進みながら(私は日程が合わず、ほとんど何も出来なかったが・・・)、最終的にドライバー11名でエントリー。
ちなみに、ドライブしたのは、こんなマシン・・・
一目瞭然だが、ハコ車ベースのものではなく、れっきとしたレーシングカー。
ちなみに制作に約1000万円ぐらいかかっているらしく、デザインも東京オートサロンへの出展車両を制作している某氏の手によるもの、らしい。
予定では6日にプレステを買って、グランツーリスモでセパンサーキットのコースレイアウトを疑似体験しておこうと思っていたが、熱のせいでそれもかなわず、本当にぶっつけ本番。仕方ないので、印刷したコースレイアウトとひたすらにらめっこ。
そしてレース当日。猛暑の中、微熱がある状態でレースはスタート。
基本、皆で役割分担をしながら進めるのだが、風邪のおかげで、ドライブする以外は横になっている状態で、様々な作業が全く手伝えず(ごめんなさい)。><
しかし、周回をすればするほど、猛烈に汗をかくので、解熱効果があるのか、完治とまではいかないものの、どんどん体調は良くなっていった。不思議なものだ・・・
それにつれて、タイムもどんどん更新されていく。エンジンをいたわるため6000rpm縛りの中、最初はおっかなびっくりだったが、次第にでっかいカートみたいな感覚でドライブができた。
初めてのコース・初めてのレーシングカー・初めてのナイトドライブなどなどを経験しながら、チームとしては完走!カテゴリ内での出走台数15~6台中、3位!※同一カテゴリ内でさらに2カテゴリに分かれていたようなので、上記は正確ではないかも・・・
そして、KLを13日深夜発ち、14日成田から会社に直行して普段通り仕事を始めた。
◎KLを見た感想について・・・
まず、何せ街がきれい。さすがに街の中心部(ブギッ・ビンタン周辺など)は若干渋滞していたが、それ以外は全く渋滞しらず。何せ道がきれいで太く、信号も非常に少ない。郊外も3車線~4車線の国道や高速道路網が張り巡らされており、車で移動するには非常に快適!有名なペトロナス・ツインタワーは、このとおりでっかかった。
ただ、都市自体そういった設計であるため、一度道を間違えるとなかなか元に戻れない。間違えたら、そのまま延々と違う方向に行って、料金所までたどり着いてそこでやっとUターンが出来る、といった具合。レンタカーで移動をしていたため、けっこうトラップにはまった。(^^;
あと、意外と英語が通じない。
サイバーテックのオフィスがあるフィリピン・セブ島まではいかないにせよ、マレーシアは元々イギリスが統治していた国なのである程度通じるかと思いきや、全く通じないこともしばしば。一緒のチームメイトいわく、コンビニで「map」が通じなかったとのこと(アルファベット1文字1文字ずつ伝えても、である)
しかし、それは現地の方々の話。さすがにマレーシアEOメンバーは英語が流暢。やっつけ英会話で半日共に過ごしてみたけれど、まぁなんとかなるものだ。色々と会話を楽しんだ。
最後に、それだけ発展している国だからか、物価は想像よりも安くなかった。KL市内では日本の約3分の1ぐらいだろうか。試しにローカルの食料品店で、写真のような怪しい栄養ドリンクと菓子パンとジュースを買ってみた。
全部で6リンギッド(180円)ほど。日本だと恐らくリポビタンD+菓子パン+缶ジュースで400~500円ぐらいだろうから、意外と安くないことは理解いただけると思う。
とまぁ、5泊6日の割に色々なことがてんこ盛りのマレーシアだったが、特にKLは、とても過ごしやすそうな街、という感じがした。ちなみに、リタイアした方々が海外で移住する場所としてマレーシアは一番人気だそうだ。