5年半ほど過ごした神保町を離れ、9月5日から飯田橋にある新しいオフィスに移転し、数日が過ぎた。
建屋としては、新しく、大きなビルとなり、約15年若返ったために、旧耐震から新耐震のビルとなった。実用面においては、使える路線が増えたり、喫煙所が出来たり、バリアフリートイレもあったり、概ね好評のようだ。個人的には「大」が出来るトイレ数が増えたのも嬉しい(お食事中の皆様、失礼!)
それより何より、今回のオフィス移転を機に、創業以来初の取り組みを行う。それは「社長室」の設置だ。部署のことではなく、物理的にパーティションで囲われた部屋を作ってみた。
今までは、居室部分は一つの部屋であり、皆でわいわいがやがや・・・という雰囲気の会社だったが(そういったスタイルを私自身好んできた、という傾向もあるが)、そろそろ次のステップに進んでも良いだろう、という判断のもと、今回社長室を作り居室と私がいる部屋とをパーティションで分離することにした。
「次のステップ」とは、「社長元気で留守がいい」状態を作り出すこと。
今年から、どんどん「権限委譲」を進めており、社長である私が現場にいなくても日々の業務が勝手に進んでいく状態を作り出そうとしているが、今回の取り組みはその流れの一環となる。
また、社長室を作ってみて気付いた事がある。それは、会社を第三者的な目線で見れるようになったこと。つまり、現場で起きている様々な事象に対して、俯瞰的に捉えた上で判断を行うことが出来るようになったり、施策も含め、じっくりと考えることが出来るようになったこと。
とは言いつつも、まだまだ日々のオペレーション含め、社長室の運用に慣れていない、社長室初心者な私・・・
でも、仮にもしうまく行かなければ社長室を会議室にしてしまえば良い話。
物は試し、ちょっとしたことだが、イノベーションに挑戦してみよう!