つい先日、産まれて初めて「ぎっくり腰」をやってしまった。休日に自宅で子供をひざの上で抱っこしている時に来客があり、急に立ち上がった瞬間、腰に激痛が・・・
ちなみに抱っこしていたのは、長女ではなく次女。
この次女は今年の5月に産まれたのでまだ赤ん坊であり、体重は4000グラムぐらいしかない。長女だったら11キロぐらいあるので、あぁそれなら仕方ないね、と皆さんに言ってもらえるかもしれなかったが。。。
鍼の先生はじめ色々と聞いたり調べたりして今回初めて知ったのだが、一口にぎっくり腰と言っても以下のとおり、いくつかあるようだ、
①間接や神経系を痛めるもの(椎間板ヘルニアに近い感じ?)
②筋肉や筋の断裂などにより、炎症を引き起こすもの。
今回の私の場合は②だったようだ。
ちなみに、若い人に多いのはスポーツや荷物の上げ下ろしなどの過負荷で痛めるパターンが多いようだが、40~50歳台に多いのは、疲れが蓄積した状態で、ほんのちょっとしたことが引き金になり、ぎっくり腰になる、というパターンらしい。いやいや、私はまだまだ30代・・・と言いたいところだが、赤ん坊で痛めたので、残念ながら後者のパターンでぎっくり腰になってしまったようだ。
痛めた初日は鍼を打ってもらった。湿布は内臓系を冷やすのであまりよくない、ということで、フェルビナクを貼ることになった。そしてコルセット生活に。とりあえずそれぐらいしか手立ては無いらしい。
最初の1週間は少しでも姿勢が変わるとぴりっと痛みが走る状態で、体を少しでも「くの字」に曲げると腰が痛くて耐えられない状態が続いた。来客があり名刺交換をしても、おじぎができないので偉そうな姿勢でご挨拶をすることに。
徐々に痛みが引いてきた2週間目もコルセットを装着していたので、やはりおじぎがしにくい。その時期にちょうど異業種交流会もあったので、その会場でも偉そうに見えただろうなぁ・・・(^^;
コルセットをしたまま2週間が過ぎ、痛みもほぼ引いたので、コルセットは外して1週間様子を見ましょう、ということになった。腰に力を入れることは引き続き禁止。
ようやくその期間も終わり、現在はほぼ回復した状態となった。ただしゴルフクラブをフルスイングできるのはもう1週間後にしてください、といわれている。
そもそも、腰に力を入れることがちょっと怖くなり、今も鞄を持ち上げる動作などはおっかなびっくりなので、外から見ると不自然に違いない。
ただ、ぎっくり腰をしたメリットもあった。
私は特に椅子に座る時は猫背気味なのだが、背中を曲げると痛いし、さらにコルセットをすると背筋を強制的に伸ばされるので、姿勢が良くなり肩こりが軽くなったように感じる。
そうそう、すべてポジティブに考えないとね!(笑)