皆さんご存知の通り、フィリピンは台風の卵が発生し、それが巨大化しながら北上してゆきます。日本に上陸する台風も、ほとんどがフィリピンの近くで誕生したものです。
なので、フィリピンで台風が発生している、というのはよく聞くのですが、今回のような巨大台風が猛威をふるう、というのは、珍しいかもしれません。
このところのセブの知名度が、スカイプ英会話で向上しているせいかもしれませんが、11月8日にフィリピン・レイテ島に上陸した台風の被害に関して、ここにこうして書いている現在もなお、皆さんから「大丈夫ですか?」とよく聞かれています。
つい先日はオフィスのトイレで、多分同じビル内の別のテナントの方?から
「セブに会社がある社長さんですよね、セブは大丈夫だったんですか?」
と突然聞かれたり・・・・皆さんにご心配をおかけしています。m(_ _)m
上陸する少し前に、割と大き目の台風が上陸するかも、という話は当然聞いていましたが、それこそ日本には巨大台風がしょっちゅう来ますので、同様に過ぎ去れば大したことはないだろうな、とたかをくくっていました。
一応台風が過ぎた後、安否確認として現地から私に連絡を入れてもらうようにしていましたが、台風一過、以下のような写真と共に、現地マネージャから「台風は過ぎ去りました」と連絡が入りました。
これらの写真を見ても、日本でも台風が通った後によく見られるような、木が根本からぼきっと折れているとか、広告看板がふっとんでいる光景とさほど変わらず、あぁ大したことないんだ、やっぱり何も無かったな、と普通に週末を過ごしていました。
そのような中、週末にもかかわらず、複数の周囲の方々から「セブ、大丈夫?」というメールやメッセージが来たりして、ん、こりゃただことじゃないと思い、珍しくニュースを見ました(普段はあまりテレビを見ない人です・・・)
そうしたら、お隣のレイテ島がひどいことに。
突風の被害もさることながら、高潮の被害がとても大きかったとのこと。
その後、現地から色々と生の情報が入ってきました・・・が、東日本大震災に似た、ちょっとここに書けないような悲惨な内容も多々あります。
ただ、幸いにして、セブシティに存在するサイバーテックの現地拠点はけが人もゼロ。建物、インフラもダメージを受けておらず、台風が上陸した金曜から週末を経た月曜には、通常どおり業務が開始しました。
セブ島では、中部にあるセブシティは写真の通りですが、まともに台風が通過した北部が色々と突風の被害を受けた模様で、そちらには自衛隊がやってきて復興支援を行っています。日本大使館からも現地拠点に対して支援要請が来ていることもあり、現地メンバーが北部に行って復興支援を行っています。
ちなみに、広く復興支援に向けた募金活動をしたら?というご意見も頂いたりしましたが、どうも売名行為のような気がして、いまいち気がひけています。現地拠点が普通に運営されていることもあり、復興支援については現地に一任しています。
セブエリアは先日の地震もそうだし、今回は台風と災難つづきですが、フィリピンスマイルがあればそれに負けることは無いと信じてます!
皆様方におかれましては、フィリピンには東日本大震災のようなエリアがあり、現地では復興に向けてがんばっている、という事を心のどこかに留めておいて頂けますと幸いです。
引き続き宜しくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の台風でお亡くなりになった方々やご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。
Sa tanang biktima sa bagyong Yolanda,ako nahisubo sa nahitabong trahedya.
Hinaot mahatagan kamo ug kusog sa pakigbisog sa maong trahedya arun sa pagbangon usab.