先日たまたまテレビをつけたら、サッカーワールドカップの日本vsドイツ戦の前半戦が放送されてました。サッカー観戦をしたことが無い私でしたが、雰囲気的に日本側が押されているなと思い何となく見ていると、あらら1点取られた。ドイツは強いらしいので、こりゃ負けちゃったな、と思いながらテレビをつけっぱなしのまま、お風呂に入りました。
お風呂から出てきたら、ちょうど後半に入る直前。その後攻勢モードに入るための選手投入により、前半戦とは全く逆でドイツが押されている状況に変わっており、あっという間に日本が2点を取って逆転。完全な素人目線ですが、鮮やかな戦略にびっくりしました。その後のスペイン戦も同じような流れだったようですね。
決勝トーナメント進出後の日本 vs クロアチア戦、結果は残念でしたが、ドイツ戦やスペイン戦と同じような、鮮やかな後半追い上げ戦略をなぜ取らないのかな?と思っていたら、決勝トーナメントは延長戦というIFがあるんですね。ひょっとすると、延長戦になってしまったら、同じ戦略を取ると、延長戦の間はスタミナが持たないからといった理由でしょうか。もっとも素人目線なので、実際のところ後半追い上げ型戦略だったのかもしれませんが、個人的には先行逃げ切り戦略に見えました。汗
今回なぜサッカーがとても面白いと感じたのか、後で振り返ってみましたが、そこで気づいたのが、モータースポーツと勝負所のポイントが似ている、ということでした。
このところドライバーとしてはご無沙汰ですが、私は乗るのも、観るのも、モータースポーツが大好きです。その中でもF1での戦い方を例にすると、まずベースとなるのがタイヤ戦略で、前半飛ばすか後半追い上げを目指すか、タイヤ交換の回数や路面のラバーグリップのノリ具合も考えながら、トータルでどうすれば一番タイムを縮めることが出来るかといった観点で戦略が考えられます。サッカー選手とタイヤで比べるのは失礼かもしれませんが、どちらも無ければ試合やレースが成り立たない、非常に重要なコトです。笑
さらに、応援しているチームがあるという前提ですが、サッカー観戦でF1と同じようなドキドキ感を感じることができたのは、サッカーではロスタイムを入れた残り時間、F1では残り周回数という形で、あと少しの間リードをキープすれば勝てる!でも最後まで何が起きるか分からない、という高揚感は感じることが出来たからかな、と思いました。蛇足ながら、サッカーは例えば5点差がついていて残り5分だと逆転はありえないと思いますが、F1の場合はエンジンブローやクラッシュとかで、最後の1周でするっと優勝を逃す、ということもざらなので、ドラマチックなのはF1の方かもしれません!
今年最後の投稿は、サッカーのワールドカップにあやかった、とりとめのない内容となってしまいましたが、新型コロナもインフルエンザ並みの5類になるなど、来年早々にコロナ禍が終息に向かうことを期待しつつ、年末年始を過ごしたいと思います。
少し早いですが、皆様良い新年をお迎えください!