今回、9月8日のサイバーテック創業25周年を見据えた取り組みとして、サイバーテック将棋部を設立しました。
プレスリリース:
サイバーテック、創業25周年を記念して、将棋部を設立!~顧問に宮田利男八段が就任、ITと親和性の高い将棋を取り入れて事業を推進!~
今回の取り組みに際して、改めて自分の過去を振り返ると、小学生~中学生の間、今のサイバーテックにつながる2つのことにはまっていました。
一つは、MSXというパソコンでBASICという言語を用いてゲームを作ることでしたが、ゲームが好きというよりも、どこか一か所でも間違いがあると動かないけれども、バグフィックスすると動くという単純さが魅力的でした。最初は雑誌のプログラムを打ち込んで動かすという事から始めたのですが、それを改造して敵キャラを増やすなど、自分流に修正してゆくと動作がどんどん遅くなるので、BASICの部分をマシン語に置き換えてゆく、といったことをやっていました。
そしてもう一つ、将棋にはまりました。
小学校内で将棋大会があるということを知り、父からルールと原田九段の「3手の読み」に関する本を読んで参加してみたのですが、運よく優勝し、将棋の面白さに目覚めました。
その後、市の将棋大会に出場などしていくうちに(残念ながら準優勝)、本物の将棋(?)を体験したくなり、関西将棋会館に通い始めました。最初は10級から開始したので勝ちまくってましたが、初段あたりで壁に当たり、そこからは色々な書籍を購入して棋譜並べをしたり、詰め将棋をしたり、NHKの将棋講座を毎週見たりして、色々準備をしてまた将棋会館に通う、ということを繰り返していました。得意戦法は矢倉と天主閣美濃でしたね。
この、私が昔はまった2つの「プログラム」と「将棋」の両方に共通する事が一つあります。それは「ロジカルシンキング」になります。当時はまだ子供だったので明確にそう思ったことはありませんが、論理的に考えることがキーになるのかなと何となく感じていたことを覚えています。今思うと、新卒で就職した会社で、専攻とは異なる分野である半導体設計に携わることに違和感を覚えなかったのも、そういったバックグラウンドがあったかもしれません。
エンジニアに限らず、コンピュータを相手にすることが多いIT業界では、特にロジカルシンキングが非常に重要になると考えています。サイバーテックには行動指針というものがあり、その中に「論理的思考で行動する」というものがあり、企業によくある「ミッション・ビジョン」とともにカードにして皆に配布しているのですが(日本語版と英語版があります)、今回のサイバーテック将棋部設立は、さらにロジカルシンキング推しをすすめることにつながります。
というわけで、今回のプレスリリース「サイバーテック、創業25周年を記念して、将棋部を設立!~顧問に宮田利男八段が就任、ITと親和性の高い将棋を取り入れて事業を推進!~」に至りました。かねてから温めていた構想ではあるのですが、自分の趣味を会社に持ち込むような気がして2の足を踏んでいたのですが、サイバーテック創業25周年という節目が背中を押す形で、今回の取り組みを実行することにしました。
部員はまだ少ないですが、まずは「内閣総理大臣杯 職域団体対抗将棋大会」に出場して1勝することを目指し、将棋採用よろしく、採用活動とともに部員を増やしてゆければと考えています。
このような活動に興味がある方の応募、お待ちしています!
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