画像データの加工と聞くと一般的には、携帯アプリで自画撮り写真の見た目を改変したり、雑誌編集者がモデルさんの写真を加工して、体の線を細くしたり、肌をより白くしたり、食品写真の彩度を調整して、よりおいしそうに見せるという作業を思い浮かべるかもしれません。もちろんこのような作業も画像データの加工ではありますが、弊社で実際に実施したものや、依頼・お問い合わせが多くあったものとしては以下となります。
上記のような画像データの加工単体の作業依頼の場合もありますが、画像データの加工+商品情報のウェブアプリ上での登録作業、ウェブアプリ用のOffice形式等のデータの制作、カタログデータの制作(レイアウトはお客様側で準備)といった、複合した作業もあります。
画像データに付随するコンテンツの制作・登録等の作業のご依頼時に、コンテンツは日本語ですが、大丈夫ですか?という質問をいただくことがあります。ライティングから実施するのであれば、沖縄にあるニアショアの出番ですが(笑)、入力するコンテンツが既に準備されていれば、セブITアウトソーシングセンター内で全て完結させることができます。
コンテンツよりも、実際にデータを入力するレイアウト(項目数、入力場所等)が固定されているようなECサイトの商品情報の登録作業等はスムーズに実施することができますが、スーパーのチラシのように、ある程度の情報の固定はあるものの、入力位置がデータごとに異なる場合や、項目の表示位置が異なる、強調する項目が異なるというような場合は、日本語が読めない外国人が作業を行うため、作業が困難な場合があります。
このように、作業可否を判断する上で重要なのは、コンテンツ内容というよりも、レイアウトによるところが大きいと思います。逆に言えば、レイアウトさえある程度決まっていれば、日本語に関わらず、ロシア語、中国語、韓国語など、どのような言語でもご対応可能となります。
入力する日本語コンテンツ情報が既に用意されており、コピー&貼り付けして使用できる状態であるのがもちろんベストではありますが、コンテンツ情報がコピーして使用する事ができない場合ももちろんあります。
こういった場合、別働部隊としてサイバーテック沖縄によるコンテンツの準備、またはセブITアウトソーシングセンターの日本人作業員により、日本語の入力作業を実施します。データ形式によっては、ツールを使用してコンテンツをコピーできる形式に変換して使用するという方法も行っています。
今後の課題としては、ある程度の予算が見込める場合であれば、上記のように、ある特定の作業に対して日本人作業員が介入して作業を進めることにより、問題解決を図ることが可能です。
ただし、予算感が合わないような場合にどういった方法で解決ができるか?という事が今後の課題であると思います。
昔はかなり精度が低かった翻訳ソフト等の精度も年々上がってきています。そういったソフトを活用することにより、外国人だけでより多くの作業を実施し、管理者を除く日本人作業員の介入は、最後の品質管理のみとするというような事が可能となってくれば、価格を抑えることにつながり、より多くのお客様への貢献が可能となってくると思います。
ライター:Sato
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