パソコンが普及し始めたのが約20年前、インターネットが普及し始めたのが10年前、新聞などや本などの紙媒体はインターネット上で情報を共有できるようになりました。動画に関しては、単なるテキストに比べると情報量が圧倒的に増え、1分の動画は180万文字の情報量に相当すると言われています。また、動画はテキストよりも記憶に残る可能性が大きいと言われています。
フィリピンでは、インフラやネット環境が整備され、高層ビルが立ち並び、先進国と変わらない環境になってきました。セブITアウトソーシングセンター周辺も開発が進んでおり、まだ一部の地域ですが4Gを利用することができます。普及率はセブ全体で10%未満でしょうか。そのような環境でも、ソーシャルメディアの1日当たりの使用時間は世界1位となります。若者を中心にFacebookを利用する人が多く、FreeBasic(無料接続インターネット)も手伝って絶大な人気を誇ります。
フィリピンで視聴されるマルチメディアコンテンツは海外コンテンツが多く、動画もそれらに影響を受けます。フィリピンの40%が海外資本の企業になりますので、それぞれの国内で流行っている様々なコンテンツに動画も影響されます。
社内イベントの中で特に重要なイベントはクリスマスパーティーで、12月中頃から全ての会社で行われます。セブITアウトソーシングセンターでは、クリスマスパーティーの企画から運営まですべてフィリピン人スタッフが行います。毎回、社員のメッセージや会社の歴史などをオーサリングし、見ごたえのある動画を作成してくれます。作成した動画はパーティ会場のスクリーンに、約4時間のプログラム内で効果的に映し出され、まるで結婚式に出席しているかのようです。
動画のオーサリングは、一見簡単そうに見えて実はとても難しいです。例えば、テレビなどはタイムテーブルが決まっているため、時間内におさめるよう編集しなくてはなりませんし、膨大なシーンのどこを切り取れば視聴者を釘づけにすることができるのか、どうしたら飽きられないかを考えなければいけません。これらは動画編集の難しい部分になりますが、セブITアウトソーシングセンターの社員たちはアニメも大好きなので動画に対する感性も割と日本人に近く、そういったオーサリング作業もお手の物です。
例えば、Corel社が提供するムービー編集ソフトウェア「Video Studio 9 Ultimate」を使用した具体的な制作の流れは下記になります。
スマートフォンやタブレット端末の普及により、動画は生活に浸透しています。例えば、会社のブランドイメージやプロモーションの方法として、マルチメディアコンテンツの中心的存在となる動画を活用したマーケティングを行えば、よりしっかりとイメージを伝える事が可能となります。ただ、どんなに魅力的な動画を作成しても、顧客ターゲットや使用目的が明確になっていないと、伝えたい内容(コンテンツ)もずれてくるため、期待した効果を得ることは難しくなります。
また、視聴される端末も多様化してきていることも考慮する必要があるでしょう。動画を視聴する環境が古くはテレビのみでしたが、インターネットやSNSサービスの普及にともない、タブレットやスマホでも簡単に視聴することができます。そして多様な顧客の要望(ダイバーシティ)にできるだけコンテンツを近づけることが成功する秘訣です。
セブITアウトソーシングセンターでは、社内のパーティ用だけではなく、提供された素材を使って様々な動画コンテンツを制作することができますので、お気軽にお問い合わせください。
ライター:Kondo
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