アウトソーシング(Outsourcing)とは、社内の業務効率化のため、外部の企業に業務を委託する事で、BPOとも言われます。近年、労働基準法改正や「働き方改革」に伴い、業務に充てることができる時間に制限が入る傾向にあります。したがって大企業を中心に、社内で行われてきた業務を遂行する事が難しくなってきていますが、それらの業務を外部に委託する事で業務をスムーズに回すことや、人件費を削減する事が可能となります。しかし、アウトソーシングの契約で責任の所在を明確にしていないと、何かトラブルなどが発生した場合に、委託企業側で迅速な対応がしづらいなどのデメリットも存在します。
アウトソーシング(Outsourcing)という単語は聞きなじみのない人がいるかもしれません。アウトソーシング(Outsourcing)を簡単に説明すると、おもに「簡易的な作業だが、量が多く人手が必要な作業」を外部に委託する事となります。
アウトソーシングの例として、コールセンターなどがあります。製品を提供する企業にとっては、カスタマーサポートのコールセンターは必要な部署となりますが、人と話しをしたり対応したりするのは、顧客と第一言語が同じであれば、誰もができる作業となります。(顧客のクレームの対応に向き合い、長期間続けるのは難しいかもしれませんが)
「専門性のない作業には高い価値はつけられないが、必要なサービスなのでそれにあわせて人を雇わなくてはならない。しかし、そこまでの人件費はかけられない。」その場合、安い提示額の外部に委託するという選択肢があります。ここフィリピンではアメリカ資本のコールセンターが数多くあり、フィリピン人による顧客対応が行われています。元々はインド人が上記のサービスを行ってきましたが、インド人の英語は癖が強いため、比較的癖の少ないフィリピン人の英語が注目されるようになりました。また、フィリピンではタイのように、リタイアした日本人が多く住み着いているため、安い人件費で日本人向けの顧客対応を請け負う企業もあります。
発展途上国では例外なく人口が多く、賃金も先進国に比べると低いです。ここフィリピンも、周辺国のタイやベトナムに比べると賃金が低いですが英語が理解できるという利点があります。また、首都マニラに比べるとセブ島の方がさらに物価は安く、セブ市内にある弊社のオフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」の単価も、マニラにある同業他社よりもアウトソーシングのコストは安くなります。
弊社「セブITアウトソーシングセンター」で行ったBPO・ITアウトソーシング作業の中から、参考事例として「現行Webサイトの移行」をご紹介致します。
移行範囲 | 現行Webサイト2,000ページを、顧客が制作した独自CMSに移行 |
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作業条件 |
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作業内容 |
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上記のBPO・ITアウトソーシング作業はフィリピン人が行いますが、フィリピン人は日本語が分からないので、文章ミス、改行ミス、句読点のミスなどに気付く事ができません。そこで弊社では、フィリピン在住の日本人による最終チェックでサービスの品質を保っております。日本人は移行作業に関わらずチェックのみとする事で、コストを削減する事ができました。もちろん顧客の予算や納期、対象数により日本人チェッカーをつけない場合もあります。その場合はさらに大幅なコスト削減が可能です。
セブITアウトソーシングセンターは、「日本品質・安心・低価格」で活用いただけるプロフェッショナルBPO・ITサービスとして、皆さまの業務をサポート致しますので、どうぞお気軽にご相談ください。
ライター:Kondo
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