オフショア開発とは、システム開発やWeb制作、運用保守などを人件費の安い海外で行うことです。つまり、開発コストを抑えられるというメリットがあります。
サイバーテックでは長年フィリピン、セブ島でのオフショア開発を行っています。今回はフィリピンで行うオフショア開発についてお伝えしていきます。
まず。安いと言われている開発コストですが、実際にはどのくらいの節約になるのでしょうか?コストダウンに成功した具体例として、サイバーテックのケーススタディを2件ご紹介します。
スキルの高いフィリピン人エンジニアと日本人スタッフによる最終チェックを行うという体制で約58%のコストでご提供できました。
日本国内ではクラウドソーシングなどによるフリーランス・SOHOへの業務依頼が盛んですが、そちらで実施した場合と比較しても圧倒的に安い、31%のコストでご提供できました。こちらはフィリピン人エンジニア3名体制で、3ヶ月の工期による業務委託契約で行いました。
このように、フィリピンのオフショア開発やアウトソーシングサービスを活用する事で、開発コストや運用コストなどを大幅に削減することができます。その結果、他の重要な部門にコストをかけられるようになり、社内の体制強化ができたり、マーケティングや顧客開拓に注力する事ができるようになったりと、コストダウンの効果としては絶大です。
フィリピンでのオフショア開発のメリットはコスト面の他にもあります。
フィリピンは世界でもアメリカ、インドに次いで3番目に英語を話す人口が多い国なので、国中どこに行っても英語での会話が可能です。つまり、アジアで一番の英語国家なのです。もちろん当社もセブITアウトソーシングセンター内において、エンジニアとのやり取りはすべて英語で行っています。
そのため、自社開発製品の英語化、英語での取次業務や音声通話での会議・商談などにも幅広く対応できますので、オフショア開発以外でも活用できます。
日本からフィリピン・セブ島へのアクセスは、直行便で約4時間半、時差もたったの1時間なので、日本とは同じ時間帯で対話をしながら作業を進めることができます。日本から世界へと展開することを考えた場合、フィリピンの持つ特徴と地理的な面から、グローバル・ハブとして、とても条件が整った環境だと言えます。
また、フィリピンの国民性ですが、実際にフィリピン人と接してみると、とても勤勉で親しみやすい性格ということが分かります。フィリピンにはIT・技術系の大学が多く、大学を卒業したのちは、様々な開発業務やWeb制作業務などで実務経験を積み、さらにスキルアップを目指すのが一般的といわれていますが、そのようなITエンジニアはとてもフレンドリーで、日本人にとって親和性が高いです。
上記以外にも、フィリピン セブ島はアジア有数のリゾート地でもあり、現地の住民も親日であるということなどから、日本人にとって、とても滞在しやすい環境です。オフショア開発やWeb制作・運用保守などの委託を英語圏のフィリピンに!とお考えの際にはぜひ一度視察に訪れてみてはいかがでしょうか?
オフショア開発の進め方には「ラボ型開発」と「受託型開発」の2種類の形態があります。
システム開発をアウトソーシングする際に、従来では請負型が一般的でした。ラボ型開発とは、お客様が求めるスキルを持つエンジニアや運用保守を行うチームを、一定期間お客様の専属チームとして確保し、プロジェクトを進める形態です。
例えば、下記のような案件におすすめです。
受託型とは、事前にシステムの要求仕様をヒアリングし、要件定義からソフトウェアの設計、開発、テスト等を行い、期日までに納品する契約形態です。受託型は納品責任が発生するため、ラボ型(ラボ契約)よりも割高になりますが、国内と比べると抑えられた費用で求めるシステム開発を委託できます。
サイバーテックはオフショア開発の実施だけにとどまらず、日本企業向けにWebページの作成やWeb更新業務、コンテンツアップデート、海外との英語でのやり取りや日々の発注作業などのオペレーション業務、広告やWebサイト更新に必要な画像処理、画像補正といった作業を日々行っております。
フィリピンのオフショア開発を活用することで、開発業務のアウトソーシング、そしてさらにコストを抑えて本来集中すべき業務に目を向けてみませんか?
ライター:KOIZUMI
御相談、ご質問はこちら |
サービスご案内資料や、特別資料「神は細部に宿る~アノテーションを駆使したAIシステムの精度向上」がダウンロードできます。 |
最新事例の公開情報や、イベント・セミナー情報をお届けします。 |