ホームページ(Webサイト)の保守費用を安く抑えるには?

ホームページ(Webサイト)運用保守費用の種類について

ホームページの運用保守は決められた枠組があるわけではなく、お客様のWebサイト運用状況によって保守内容は様々です。そのため費用だけでなく内容も併せて比較する必要があります。大別すると以下のような区分けになります。

  • 月々のサーバー利用費、年間のドメイン使用料やサーバー更新費用(Webサイト維持費)
  • ホームページのコンテンツ更新費用
  • キャンペーンの企画や広告などの集客にかかる費用

1つ目はWebサイトを公開するための維持費なのでサーバーやドメイン管理会社の料金形態に準じることになります。自社サーバーでWebサイトを運用する場合にも設備費や人権費は避けられません。2つ目のコンテンツ更新費用はWebサイト運用保守体制が社内か、外部かで異なります。費用面では社内運用の場合と、外部委託する場合とで費用に差が出るかを総合的に考える必要があります。一般的には数人程度で賄えるボリュームであれば社内運用するコストメリットが大きいようです。3つ目の集客に関しては、Webサイト制作の知見に加えてマーケティングに関する知識も必要になるため3つの中では最も費用がかかります。またWeb集客会社によって費用や対応力の差が大きくなりやすいので慎重に検討する必要があります。成功報酬型のサービスもあるので、数字を重視されるのであればそちらがおすすめです。

ホームページ(Webサイト)運用保守費用は保険にはならない?

何かあったら怖いので毎月決められた運用保守費用を支払っているという企業も多いかと思います。Webサイトが閲覧できなくなると著しい損害が出る場合はともかく、緊急を要することがないのであれば、障害が発生した時点で、あるいは兆候が見られた時点から相談をしても間に合うケースもあると思います。月々の保守費用で安心を買っていると言えば聞こえはいいですが、どのような障害に対してどのような対処を施すのかが明確になっていない運用保守では、どのみち別途費用がかかることでしょう。

というのは、月額数千円~数万円の価格帯の運用保守サービスは、Webサイトの軽い修正やサーバーの死活監視など軽微な運用保守に限定される場合が多く、有事の際にはサポート外として別途見積もりとなるわけです。尚、軽微な運用保守業務であれば社内で対応できるものがほとんどかと思います(ただし、管理者権限を委譲していない場合に限る)。なので、保険で保守費用を毎月支払っている場合は社内でホームページの保守体制を構築できないか検討してみるのもよいでしょう。

「Webサイトの運用保守のみ」は断られる?

Webの運用保守はいろいろ種類があるわけですが、保守をする側にとって一番魅力に映るのは「Webサイト制作+運用保守」のパッケージだと思います。なぜなら制作会社自身で作ったサイトを、そのまま継続して保守するので、サーバーの管理情報や、内部構造など勝手がわかっている分管理がしやすいからです。これは利用側にも同じことが言え、途中で他社に乗り換えをする必要性が無いのであれば理想的な関係と言えます。ただ、Webサイト運用保守は制作の延長線上にあることは間違いないですが、お客様がホームページで達成したい目的によって保守の内容も大きく変わってきます。ホームページを集客の要に位置付けている場合、施策も多岐に渡るため、保守会社の対応力の差が制作よりもはっきり表れます。Webサイト制作と保守をワンストップで対応してもらう想定であれば、Webサイト運用保守の内容についても事前に確認しておくと良いと思います。

また、保守費用を下げるためにWebサイト制作のみの代行を依頼し、その後のWebサイト運用保守は社内で行うという選択肢もあります。Webサイト運用保守のみの代行という選択肢も無いわけではないですが、制作のみの代行に比べると難航する傾向にあります。理由としては他社が制作したWebサイトを保守するのには事前の検証作業や準備が必要になりますし、不測の事態に対するリスクもあります。それら諸々のコストと費用が見合わないため、Webサイト運用保守のみの依頼はお断りとしている制作会社もあります。当社でもこれまでにお断りを受けたWebサイトの運用保守についてご相談をしばしばいただくことがありますが、サイバーテックでは、Webサイト運用保守のみの依頼も大歓迎です。まずはお気軽にご相談いただければと思います。

ライター:yamachan

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