今月初旬、初出展となる展示会(CEATEC JAPAN 2016)に、初のソリューションで出展しました。
いつも「制作業務の内製化・効率化~」と言っているサイバーテック。
かなりアウェイ感漂う雰囲気でしたが、無事目標名刺獲得数を達成することができました・・・というか、4日間分で準備した資料が2日目で全て無くなり(したがって2日目で目標達成!)、後半2日はスーツケースに資料を詰め込み、ハンドキャリーで乗り切りました。
IoT恐るべし・・・本当に大盛況で、驚きました!
その際展示させていただいた、
『XMLデータベース「NeoCore」を用いた、センサー情報の集約~可視化・分析ソリューション』
は、サイバーテック初の、ハードウェアが関連するソリューションになります。
非常に突拍子もないソリューションのようですが、実は私、前職はハードウェア屋さんでしたので、今回評価ボードをお借りしたときなど、とても懐かしく感じました。もっとも、私のころはふた昔前?なので、ところどころ74HCがいくつか刺さっていたりする、もっと巨大なボードだったりしましたが。(^^;
それはさておき、実は前職のイメージが現職で非常に役に立っている内容があります。それは「技術標準」です。見たことが無い方はイメージしにくい物と思いますが、主に製造業において、基本技術や方法について標準化したもの(ドキュメント)というと伝わりますでしょうか・・・
この、技術標準や規格票といわれるドキュメント管理に、弊社のXMLデータベース「NeoCore」をご利用頂いているユーザ様が何社かおられます(事例:技術標準(規格票)のデータベース化)。ただし、技術標準・規格票は企業秘密の塊なので、むろん私は技術標準自体をユーザ側として見ることはありません。
この「技術標準」ですが、前職では幸せなことに、実物を見ることができました・・・が、なにぶんふた昔前なので、ごついチューブファイル何冊分、というIT化されていない紙モノでした。
当時の上司から「この技術標準は、常に更新・最新化されており、またこの事業所だけではなく他の事業所や工場でも全く同じものが存在するよ」と言われて、本当に拠点ごとの技術標準がきちんと最新化されているのかいな、と当時は不思議に思いましたが、実際最新化されていないとまずい物なので、何らかの方法でフローが回っていたのでしょうね。具体的には、紙ですから、拠点ごとに差し替えがされていたのでしょうか。
これだけITが発達した現代では、さすがに紙運用は少ないかもしれませんが、そのぶんデータが簡単に作成・複製できるので、逆にどれがどれだか収集つかなくなる事は無いのかな?と思ったりします。紙での運用と異なり、さらに「厳密なバージョン管理」が求められるのではないでしょうか。
そういうわけで今まで紆余曲折はかなりありましたが(笑)、XMLにたどりついてから、技術標準・規格票~今回のハードウェア(評価ボード)という、前職のまさかと思う経験が、いま役に立っています。ちなみに今回の取り組みも、前職の大先輩にご相談したのがきっかけでした。(^^;
CEATEC JAPAN 2016での展示は終了しましたが、次回は沖縄県枠として、11月16(水)~18(金)、パシフィコ横浜にて開催される「IoT総合技術展」で同様の展示を行いますので、宜しければぜひお越しください!
ただし最終日となる金曜は、大阪で「NeoCoreサミット2016」がありますので、ブースにはおりません。(^^;
NeoCoreサミット2016も熱烈エントリー募集中です!
展示会ともども、皆さまのご来場をお待ちしております。