インターネットプロバイダ様において、各社から集まるニュース情報のデータ形状が異なるため、XMLデータベース(XML DB)とインフォテリア株式会社のEAIプロダクト「ASTERIA」を用いたデータ連携基盤の構築により、ニュース配信(NewsML)におけるコスト削減・期間短縮を実現いたしました。
ニュースコンテンツ(NewsML)配信システム
インターネットプロバイダ
業務の種類:XMLありき/システム間データ連携
工程/期間 | 基本設計~テスト(約4ヶ月) |
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OS | Windows Server |
ミドルウェア | ASTERIA WARP |
DBMS | XMLデータベース(XML DB)「NeoCore」/Oracle |
適用技術 | XML(NewsML) |
様々なコンテンツプロバイダ企業より定期的に配信されるニュース・コンテンツのフォーマットは、XML形式の一種であるNewsML(ニュース用マーク付け言語)で配信されることが多くなっている。
ただし、各コンテンツプロバイダ企業によってフォーマットが異なるMewsMLが配信されていたため、データの整合性を取るためにどうしても人手によるオペレーションが多く発生している状況であった。それらの状況を改善するため、新規にデータ連携基盤を構築することになった。
コンテンツプロバイダ企業から提供されるNewsMLデータの形式がそれぞれ異なるため、それぞれのNewsMLデータにマスタ情報のデータを付加して、統一フォーマットで管理する、というデータ連携基盤を構築することに決定。コンテンツデータのうち、動画データはストリーミングサーバに別途格納することとし、メタ情報を格納するストレージとしては、XMLフォーマットであるNewsMLを格納する用途に適しているXMLデータベース(XML DB)が選択された。
XMLデータベース製品としては、導入実績が多いXMLデータベースという観点から、サイバーテックが提供するXMLデータベース「NeoCoreEX」が採用され、全てのNewsMLデータが格納されることになった。また、データ連携と変換部分にはアステリア株式会社のEAIプロダクト「ASTERIA」を使う事で、開発期間の大幅な短縮と高い保守性を実現することができた。
今回のデータ連携基盤の導入により、様々なコンテンツプロバイダ企業から提供されるNewsMLを統一フォーマットとして扱うことが可能になったため、オペレーションコストの極小化だけではなく、ニュースコンテンツの配信に伴うリードタイムの短縮にもつなげることが可能となり、結果として会員向けに良質なニュースコンテンツを配信することに成功した。
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