マニュアル(取扱説明書)の作成支援システムや、製品情報の管理(PIM)をはじめ、CMSやWebカタログ、技術標準(規格票)やISO文書管理システムなど、XML技術は日本のモノづくりの現場で活躍しています。
こちらでは、製造業における「品質向上・標準化・効率化」といった経営課題にも直結する課題を解決した、豊富な導入事例をご紹介します。
株式会社図研様
図面管理ソリューション「Wise Master」の電子図面情報(XDF)を格納するデータベースとして、XMLデータベース「NeoCoreEX」を採用。図面管理において必要とされる複雑な階層構造を持ったデータの効率的な管理を実現。
金属加工大手 M社
紙カタログと自社サイト上でのWebカタログだけでなく、事業部単位で制作されていた20ページほどのダイジェスト版カタログ。必要となる元データが一元化されておらず、散乱していたため、 数千点の製品を提供する本メーカーにとっては新製品展開の遅れや、記載ミスなどが多発していた。これらの悩みを、XMLデータベースによる「ワンソース・マルチユース」により解決することに成功。
大手エレクトロニクス・メーカー
製品の設計に関する遵守事項や設計ノウハウが詰まった技術標準(規格票)。MS-Wordで作成し、PDFで配布されていたため、目当ての文書がなかなか見つからず、かつ毎回データをダウンロードしなければならなかった。これらの課題に対して、技術標準をXML化し、XMLデータベースで一元管理を実施。約3,000人の設計者が属性検索と全文検索により、イントラネット上で欲しい情報を瞬時に入手可能となった。
総合重機大手 I社
ジェット機のエンジン整備業務を請け負っている同社は、Excel(VBA)ベースで管理しているシステムを、高い柔軟性を維持しつつ、増加するデータの管理精度を向上させることを計画。元々構造化されたジェットエンジンの構成部品ごとにも異なる多くの属性について階層的に管理する業務であったため、脱Excelを目指し、XMLデータベース(XML DB)にて複雑なデータ管理を実現。
組立加工メーカー(設備機器)
ワールドワイドで展開する組立加工メーカー(設備機器)において、SAPで運用されている本社基幹システムからマスタデータを取得し、独自の型番が多数存在する日本法人の製品データとマージすることにより、業務効率向上を実現いたしました。
石油プラント会社
プラントエンジニアリング会社の情報システム子会社である同社では、企業合併に伴い、複数の部品カテゴリや、多数の部品で構成されるプラント設備の管理システムを統合するプロジェクトを受注。どうしても正規化が困難なデータ構造のスペック情報を柔軟性の高いXMLデータベースを用いて管理することにより、スピーディなプロジェクト運営に成功。
プラントエンジニアリング会社
プラントエンジニアリング会社の子会社にあるサポート部門において、正規化が困難なデータを「ナレッジベース」として運用することが決定。Microsoft Word → HTML → XMLとデータ変換を実施することにより素早い初期データ作成を実現。データ基盤にXMLデータベースを用いることにより、スピーディなCMSシステムの構築に成功。
金属加工大手 N社
金属加工の大手企業であるN社では、製品の図面情報をPDFデータ+メタデータ(XMLデータ)でナレッジデータベース化することにより、PDF化したCADデータとSCMからの部品構成情報を統合管理。営業担当者の製品情報検索に関する利便性の向上を実現させることに成功した。メタデータのハンドリングはXMLデータベースが採用された。
設備工事会社
製造生産施設の施工大手のT社では、工程管理の「見える化」「共有化」や、法令改正毎に発生するシステム改修コストの削減を、XMLデータベース「NeoCore」とオラクルを用いた、ハイブリッド形式のシステムで実現。ビューワーとなるWebアプリケーションに、アドビシステムズ社のRIAであるFlexを採用することで、操作性の高いユーザインタフェースを提供した。
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