月刊GCJ 6月号 第38巻第6号/柔軟性の高いXMLデータベースで企業をサポート

2011年6月10日発行
月刊GCJ 6月号
第38巻 第6号 P.6~P.8
「PERSONS」橋元 賢次

弊社代表・橋元のインタビュー記事が、日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会が発行している月刊GCJに掲載されましたのでご報告いたします。

柔軟性の高いXMLデータベースで企業をサポート

XMLは印刷業界でも広い分野で利用されていて、XMLデータベースによる高品位の組版を行うワークフローが定着しつつある。そんなXMLデータベースを提供しているのが、株式会社サイバーテックである。同社は柔軟性のあるデータ管理システムを開発し、印刷業界においてはワンソース・マルチユースのソリューション・ビジネスを提案している、XMLデータベースではシェアナンバーワンの企業である。そんな同社の代表取締役社長の橋元賢次氏に、XMLの役割、今後の展開などについて話を伺った。デジタルパブリシッングが市場拡大していくなかで、スマートフォンや電子書籍端末等のモバイル端末を使ったデータ配信では、XMLがコアな技術として役割を担っているという。印刷・出版業界ではXML技術はますます重要になると示唆する。

XMLは再利用性が高い点で万能なフォーマットである

月刊GCJ 6月号 表紙画像

――1998年に会社を設立され、2001年からXMLを活用したソフトウェアやサービスを提供されるようになりましたが・・・。

橋元 設立当初はオープンソースのRDB(リレーショナル・データベース)でデータ管理を実現しようと、さまざまな取り組みを実施してきましたが、高い柔軟性を実現することが困難だということで、2001年よりXML技術に特化した柔らかいデータ管理システムの提供に移行しました。サイバーテックが志していることは、IT業界で大きな変革の足跡を残すことであり、そのコアとなるのはXML技術になります。

――XMLのデータフォーマットが誕生して13年ですが、かなり普及しているのでしょうか?

橋元 マイクロソフト社では「Office2007」の保存形式に、XMLベースのデータフォーマットであるOOXML(Office Open XML)に変更しました。OpenOfficeやそれをベースとしたソフトウェア製品で扱われる文書データも、XMLフォーマットであるODF(Open Document Format)で提供されていますから、XMLは文字通りデファクトスタンダードになっています。

...続きはPDFをご覧ください。


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