弊社のXMLデータベース「Cyber Luxeon」に関する内容の記事が、社団法人日本グラフィックサービスが出版している「月刊グラフィックサービス」に掲載されましたのでご報告いたします。
ビジネス環境の変化やサービスの多様化が進む中、企業の情報システムを支えるXML技術およびXMLデータベースが注目を集めています。
Cyber Luxeonは大企業の基幹システムを補完する、「基幹に近い情報系」で使われています。なぜ基幹なのかというと、他社のXMLデータベースは検索インデックスの作り方に枠をこらしたテキスト検索志向のアーキテクチャなのですが、Cyber Luxeonはインデックス検索だけでなく、データの挿入、検索、更新というサイクルをバランス良く保証し、またトランザクション処理や排他制御などDBMSとして、非常に行き届いた仕組みをとっています。つまり(当然ではあるのですが)XMLをデータとしてとらえ、データ処理志向のアーキテクチャをとっています。
データの検索だけでなく、格納、更新を頻繁に行う業務システムに適したデータベースといえます。またCyber Luxeonは1つのデータベースのXMLデータを複数サーバーのメモリに分散配置して、パフォーマンスを向上させることができる点も魅力です。アクセス数の増加にともない、サーバーの増設だけでパフォーマンスを改善することができること、これもCyber Luxeonが大手企業で採用されている理由の一つです。
RDBと比較した場合、XMLデータベースの最大の特徴は柔軟性の高さにあります。例えば業務アプリケーションにRDBを採用する場合、データベースの構造設計を堅牢に行い、整理整頓されたデータを大量に取り扱うことを主眼におきます。会計処理など、項目の見直しがなく、数値型データを膨大に集計するなどの業務要件にはベストマッチといえます。
一方XMLデータベースは、製造業の部品・図面管理や仕様書など、複雑で不定形な、階層型データ・モデルの統合管理や、カタログ等のドキュメント制作のような一品一様に近い個性的なデータの統合管理に秀でています。Cyber Luxeonでは新しい項目、属性が必要になった時点でダイナミックにタグの追加や階層の設定をすることができます。データを貯めながらビジネス・ニーズに即した形にデータベースを育て続けることができるというイメージです(図2)。
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