日本情報産業新聞 第2059号 5面/手早くSaaS化。Webアプリ基盤を提供

2010年6月28日 月曜日
日本情報産業新聞
第2059号 5面

SaaS向けのWebアプリケーション基盤ソフト「Web to X」に関する記事が、株式会社情報産業新聞社が発行している日本情報産業新聞に掲載されましたのでご報告いたします。

手早くSaaS化。Webアプリ基盤を提供

サイバーテックは、SaaS向けのWebアプリケーション基盤ソフト「Web to X」を開発した。データの入力インターフェースとデータベース(DB)基盤部分をSaaS用にパッケージ化したため、手早く安価に既存のパッケージシステムやASPサービスのSaaS化を進めることができる。既に印刷業界向けのWeb入稿支援SaaSサービスに採用されている。年内にWeb to Xの提携企業を3社、年間売上げ5千万円を目指す。

Web to Xは、ユーザーインターフェース(UI)に、XMLと親和性の高いRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)技術であるアドビシステムズ社のFlexを採用したWebアプリケーションシステムで、コアDBには、XMLDB「ネオコアXMS」を採用している。

データの入力インターフェースとDB基盤部分をSaaS用にパッケージ化したため、手早く安価に既存のパッケージシステムやASPサービスのSaaS化を進めることができる。

管理者は、DB側の項目は全く意識せずに、ブラウザーから変幻自在な入力フォームを作成できる。また、XMLDBに取り込んだデータは、帳票やDTP、ワード、エクセルといった様々な形式に出力することが可能となるなど、様々な場面で利用が期待できる。

従来のHTMLとRDBを組合せたWebアプリケーションは、UI作成に手間がかかる割りにはデザインが貧弱で入出力時に時間がかかっていたが、FlexとXMLDBを組合せたことで、操作性の高いUIを実現しながら、複雑な画面構成でも短期間に要件を確定できるので、「コストを抑えながら短期間にSaaSシステムを構築できる」(橋元賢次社長)としている。

既に採用されているWeb入稿支援SaaSは、出力先としてアドビシステムズ社のDTPソフト「インデザイン」と自動組版ソフト「メタワークス」と連携したもので、ロココからサービス提供される。各種用途向けSaaSサービスの提供に向けて、今後各種ベンダー製品と連携していきたい考えだ。

手早くSaaS化。Webアプリ基盤を提供
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