日経BP社が発行している「日経ものづくり」主催イベント「PLMコングレス」にて、弊社取締役、小野雅史が「XML活用のベスト・プラクティス~XMLでノウハウが見える、システムが変わる」というテーマで講演致しました。その講演内容に関する記事が掲載されましたのでご報告いたします。
製造業の現場に大量に存在する文書は、構造化することでデータベース化が可能となり、製品情報管理あ効率化される。このようなソリューションが今、現場の支持を集めている。その活用事例とポイントについて、サイバーテックの小野氏が講演を行った。
ものづくりの現場に存在する大量の文書(非定型データ)を、表形式でデータを管理するリレーショナル・データベースに格納することは困難です。文書をデータベース化できないことで、「部門間での情報共有ができない」「全社的な業務効率が向上しない」といった悩みを抱えるメーカーも多いでしょう。サイバーテックでは、仕様書・図面・作業指示書に代表される文書(非定型データ)に、メタデータと呼ばれる構造化データ(XML)を関連付け、データベース上で統合管理するという独自のシステム化アプローチを行っており、多品種少量生産メーカーや個別受注生産メーカーで採用されています。
設備機器組立企業の例をご紹介しましょう。この企業では、完成品の大半が、カスタマイズされているため、数万の製品型番を管理する必要がありました。ところが、営業やアフターサービス部門では、見積もりやサポート業務に必要とされる、製品型番にひも付く詳細仕様、関連文書などの情報を引き出すのに非常に時間と手間がかかっていました。この課題の解決に向けて、システム化の検討を行いましたが、文書管理システムやPDMでは対応できないことが判明しました。最終的に、多様性のある製品情報を効率的に管理でき、かつ構造の変化や見直しに対して素早く対応できる、という要件を満たしたのは、XMLの特長である柔軟性と拡張性を重視したサイバーテックの提案だけでした。
従来のPLMは、日本のものづくりの特徴である「多様性」「企業独自の工夫やナレッジ」といったあいまいさを受け入れるという面において、課題を残しているのではないでしょうか。サイバーテックの製品情報管理ソリューション「文書工房」は、この課題を解決します。
サイバーテックでは、XMLという技術をベースに、ものづくりの現場の業務効率化のお手伝いをいたします。
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