日本発のXMLデータベースが1CPUライセンス98万円から
「eXcelon(Sonic XIS)」の性能を強化
蓄積した設計、開発に関する各種ノウハウをでサポート強化
株式会社サイバーテック(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橋元賢次、以下サイバーテック)は、XMLネイティブデータベース「Cyber Luxeon」(サイバー ラクセオン)Ver.1を3月28日より出荷いたします。
「Cyber Luxeon」は国内初の商用XMLネイティブデータベースとして知られる「eXcelon(Sonic XIS)」の優れた技術を継承しながら、アプリケーションとキャッシュサーバ間の通信方式の見直しを図ることで、約15~20%のパフォーマンス向上を実現するとともに日本市場のニーズに応じた拡張・強化を施しました。また永年にわたり「eXcelon(Sonic XIS)」のユーザーサポートで蓄積したノウハウにより、データ設計の見直しなど導入後のユーザーサポートを強化いたします。既に企業システムにおいて、XMLならではの柔軟性、拡張性、交換性といったポテンシャルを最大限に活かしたデータ統合基盤を実現する製品として数多くの実績がある「eXcelon(Sonic XIS)」をベースに、サイバーテックは「Cyber Luxeon」で更に進化したXMLソリューションを提供いたします。
近年、ビジネス環境の変化やサービスの多様化の流れが一段と激しくなる中で、企業の情報システムを支える基盤技術としてのXML及びXMLデータベースが注目を集めており、製造業では部品・図面の管理や電子カタログシステム等のバックボーンとして柔軟かつスピーディな企業運営に必須となっています。
その中で、XMLネイティブデータベースで国内7年の実績を誇る老舗製品「eXcelon(エクセロン)」をベースに進化させた「Cyber Luxeon」は、XMLデータの検索機能中心の他社データベースに対し、XMLを格納管理するDBMSとしてオブジェクト指向データベース(ObjectStore)を採用することで、検索性能の向上はもちろん追加・更新・トランザクション処理などデータ管理全般のバランスが取れた本格派のXMLデータベースです。
サイバーテックは最も歴史がありかつ最新のアーキテクチャを持つ「Cyber Luxeon」をより多くの企業に提供、更に活用していただくことにより導入企業の競争力向上に貢献いたします。
「Cyber Luxeon」は、従来のデータベースでは困難であった、属性データ(項目)の追加変更に対してシステムを止めることなく属性の追加や更新・削除といったデータベース構造の改変を自由に行う「ダイナミックモデリング技術」を採用しております。これにより、従来のシステム開発における仕様変更にかかる時間とコストを飛躍的に削減する事が可能です。
また、「Cyber Luxeon」は、XMLデータをオブジェクト化した状態でメモリ上にキャッシュする「XMLキャッシュ」というアプローチを採用することで、データに対し極めて高速なメモリスピードでのアクセスが可能となっております。さらにこのXMLキャッシュを複数のマシンに分散配置して巨大なデータベース空間を構成することができるため、マシンの増設だけでシステムのパフォーマンスを向上することができます。
今後、サイバーテックでは「Cyber Luxeon」を軸とした様々なソリューションを提供して参ります。第一弾として企業内の部門や拠点毎に分散管理されているユーザアカウント情報を、「Cyber Luxeon」で一元的に管理する「アカウント統合ソリューション」として、セキュリティやコンプライアンスへの関心が高い企業に展開する予定です。
対応プラットフォーム:Microsoft Windows Server 2003/Windows XP Professional
開発ライセンス | 380,000円/1ユーザ |
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実行ライセンスLite (データベースサイズでの制限有) |
980,000円/1CPU |
実行ライセンス | 4,500,000円/1CPU |
年間保守サポート費 (初年度から必須。技術問い合わせ、バージョンアップの無償提供) |
ライセンス価格の20% |
Windows版は、開発ライセンスが一定期間使用できる無償お試し版も用意しました。
対応プラットフォーム:Solaris10
実行ライセンス | 5,500,000円/1CPU |
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年間保守サポート費 (初年度から必須。技術問い合わせ、バージョンアップの無償提供) |
1,100,000円/1CPU |
今回の発表にあたり、各社様より以下の通りエンドースを頂いております。
(五十音順 敬称略)
株式会社アプレッソは、サイバーテック様のXMLネイティブデータベースの新版「Cyber Luxeon」の発売開始を歓迎いたします。
今やXMLは企業間のデータ交換や文書管理などの特定用途だけではなく、企業内外のデータ連携・アプリケーション連携に欠くことの出来ない存在となっております。このような環境において、大幅に機能強化された「Cyber Luxeon」が、お客様にとって大きなメリットとなり、XML市場にとっても有益なことと期待しております。
アプレッソでは、データ連携ソリューションとして、前バージョンのSonicXISから連携アダプタを提供しており、今回の新製品に対しても「DataSpider Servista」が強力にサポートいたします。
今後、JSOX法に対応したアカウント統合やWebサービスを利用したアプリケーション統合などの幅広いシーンで協業してまいります。
株式会社アプレッソ 代表取締役社長 長谷川 礼司
インフォテリア株式会社は、「Cyber Luxeon」の発売を歓迎します。インフォテリアは、日本初のXML専業ベンダーとして発足して以来、一貫してXMLの普及に努めてまいりました。XMLの誕生から8年を経て、XMLの利用シーンは基幹システムからWeb2.0まで多岐にわたってきており、XMLストレージのニーズは急速に高まっています。トータルなサポート体制が提供される「Cyber Luxeon」がリリースされることにより、XMLストレージの適用シーンが拡大することを期待しています。
インフォテリア株式会社 代表取締役社長 平野 洋一郎
このたびの株式会社サイバーテックのXMLネイティブデータベース「Cyber Luxeon Ver.1」の発表を心から歓迎し賛同を表明いたします。柔軟性、拡張性の高い「Cyber Luxeon Ver.1」とウイングアーク テクノロジーズが提供する「StraForm-X、Dr.Sum EA、SVFX-Designer」をコアとする製品連携によって、一連のデータを「いれる・ためる・ひきだす」一気通貫なシステム構築を早期に実現することができます。これによって、情報システムのデータ統合基盤をより具現化し、企業システムの全社最適をご支援してまいります。
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 内野 弘幸
ソニック ソフトウェア株式会社は、今回、サイバーテック様のXMLネイティブデータベースの新版「Cyber Luxeon」のご発表について、歓迎の意向を表明いたします。
現在、電子商取引におけるXMLデータ交換や社内文書および技術文書の管理、電子カタログなどにおいて、「Cyber Luxeon」に代表されるXMLデータベースによる効率的な処理が注目され、また、標準データ型式としてXML採用や日本版SOX法を背景とした文書管理と高速な検索要求の高まりなどから、継続的な市場拡大が予測されています。
今後ソニック ソフトウェアは、引き続き「Cyber Luxeon」の基盤技術となるオブジェクト指向データベース「ObjectStore」を提供し、戦略的なパートナーシップにもとづく協業体制によって市場を牽引するとともに、サイバーテック様の安定した技術・サポート体制に支えられた新版を、日本市場に積極的に展開されることを願う所存です。
ソニック ソフトウェア株式会社 代表取締役社長 大坂 稔
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