ロココ、印刷会社向けSaaS「METAWORKS OnDemand」を3月より提供

報道関係者各位
2010年1月25日
株式会社ロココ
株式会社サイバーテック
ロココ、印刷会社向けSaaS「METAWORKS OnDemand」を3月より提供

誰でも5分以内で名刺データの入稿が可能。シンプルな機能と画期的な操作性が特長

株式会社ロココ(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:長谷川 一彦 以下、ロココ)と株式会社サイバーテック(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橋元 賢次 以下、サイバーテック)は、Adobe(R)InDesign(R)に対応した印刷会社向けのWeb-To-Print SaaSサービスである「METAWORKS OnDemand」を共同で開発、本日より受注を開始した事を発表します。

「METAWORKS OnDemand」は今まで高価なシステムを導入できなかった、中小~中堅の印刷会社向けに提供されるSaaSサービスで、月額10万円~という業界最安値で提供します。Webを使った、名刺作成サービスやオンラインアルバム、年賀状サービスやPOP作成サービス、バリアブルデータ作成などの幅広いビジネスを早期に立ち上げることが可能で、印刷・出版業界の新規事業拡大と売り上げ拡大に貢献します。

概要

利用者がインターネット上でテキスト、画像を登録するだけで、高品質な印刷用データを生成するシステムで、WEB入稿機能と自動組版機能を提供します。また「METAWORKS OnDemand」はコアデータベースにXMLデータベース「NeoCoreXMS」を採用しており、様々なフォーマットの入稿ドキュメントの管理を可能としました。

現在市場にあるWeb-To-Print製品は見積、受発注、WEB入稿、組版、進捗・納品、決済といった印刷受注のためのワークフロー製品であり、価格も数百万~数千万と大企業向けのものがほとんどです。「METAWORKS OnDemand」はWeb-To-Printに必要不可欠な、WEB入稿と自動組版に機能を絞り込むことで低価格での導入を実現します。

関連URL

「METAWORKWS On Demand」:http://www.metaworks.jp/
「NeoCoreXMS」:https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/neocore/

機能

Web機能(利用者が利用)

データ入稿機能

利用者がWebブラウザ上でテンプレートと画像を選択し、テキストを入力すします。最大の特徴は、「優れた操作性」。名刺であれば、「誰でも5分以内」で入稿が完了します。入稿データは、XMLデータベース「NeoCoreXMS」にXMLドキュメントとして格納されます。

テンプレートの選択画面 新規データ入稿画面

入稿データの組版依頼機能

利用者がWeb経由で、入稿データの一覧表から、印刷会社に組版を依頼する事が出来ます。
組版依頼機能の実行により入稿データが確定するため、利用者は、データ入稿後に行っていた紙やファックスでの入力情報の確認と印刷会社への修正依頼が不要となります。

画像登録機能

利用者側でオリジナルの画像をWebから登録する事が出来ます。印刷会社とメールやFTPによるデータのやり取りをする必要はありません。

入稿内容の承認・作成依頼画面 画像アップロード画面

Web機能(印刷会社が利用)

デザインテンプレート管理機能

利用者がデータ入稿時に選択する「デザインテンプレート」をWebから登録、管理する事が出来ます。印刷会社オリジナルの魅力的なデザインテンプレートを揃える事で顧客からのリピートオーダーを可能にします。

テンプレート管理画面

入稿フォーム管理機能

利用者がデータ入稿時にテキストデータを入力するための入稿フォームのひな型を管理する事が出来ます。Web上から現在提供されている入稿フォームの一覧と入力項目を確認出来ます。
入稿フォームの作成はサービス提供者であるロココが行うため、印刷会社はシステムに詳しい担当者のアサインが不要です。

画像登録機能

印刷会社オリジナルの画像をWebから登録し、利用者に提供する事が出来ます。印刷会社は、人手による(メールやFTP)データのやり取りが不要となるため、制作部門、営業部門の効率化が実現出来ます。

組版機能(印刷会社が利用)

組版機能は、全て印刷会社のクライアントPCにインストールされたソフトウェアで行います。
「METAWORKS OnDemand」は、上記ソフトウェアをサービス費用内で提供するため、印刷会社は、特別な組版ソフトウェアを購入する必要がありません。(但し、InDesign CS4は含まれません)

MOD WIRE(METAWORKS OnDemand専用のユーティリティ・ソフト)

ボタンひとつで、Webサーバから組版したいデータをダウンロード可能。

METAWORKS4(自動組版ソフトウェア)

MOD WIREからダウンロードしたデータを自動的に受け取り、入稿データを作成。

価格(全て消費税込み)

初期費用

157,500円(先行予約の方、キャンペーン価格の105,000円でご提供)

基本月額利用料

105,000円 ※6か月からの契約となります。(以下、月額費用に含まれます)

・ハードディスク容量 5GB(テキスト、画像含む)
・METAWORKS W2P利用料
・NeoCoreXMS利用料
・サーバ利用料
・METAWORKS W2Pからサーバへの接続台数1台

オプションサービス

ハードディスク増設 月額2,100円(1GB/月)
基本トレーニング 21,000円(半日/1名) ※5名以上のお申し込み
テンプレート作成サービス 26,250円~(1テンプレート)
Webフォーム作成サービス 10,500円(1フォーム)
METAWORKSクライアント追加 31,500円/月(1ライセンス)
SE支援サービス 525,000円(10人日程度)

その他

「METAWORKS OnDemand」は、SaaSサービスでの提供の他に、カスタマイズが可能な一括導入型を選択いただけます。

「METAWORKS OnDemand」の販売とサービス提供・運用は、ロココが行い、サイバーテックは同社のXMLデータベース「NeoCoreXMS」をプラットフォーム提供します。既に印刷会社数十社からの引き合いがあり、ロココとサイバーテックは、「METAWORKS OnDemand」の顧客開拓・マーケティング活動を共同で実施、2月3日~5日まで行われる印刷業界向けのイベント「PAGE2010」でデモンストレーションを交えた展示を行います。尚、ロココは、1年間で50社への導入を計画しています。

サイバーテックが提供する、XMLデータベース「NeoCoreXMS」は、印刷出版業界で導入実績が豊富なデータベースソフトウェアです。出版物のコンテンツ管理やDTPソフトと組版エンジンと組み合わせたカタログやマニュアル(取扱説明書)の制作用途で幅広く活用されています。今回の取り組みを契機にサイバーテックでは、「NeoCoreXMS」をプラットフォームとして提供する新たなビジネスモデルの事業化も視野に入れており、XMLコンテンツ管理のニーズが高い印刷出版業界だけでなく、他業界での利用を推進していく計画です。

※Adobe及びInDesignは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。そのほかの製品名、会社名、サービス名はすべて各社の登録商標または商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社ロココ  クロスメディアビジネス部 課長 福田 勝志
TEL:03-3769-0655

株式会社サイバーテック  社長室 中村 美香
TEL:03-5577-8000
<株式会社ロココについて>
1994年に設立された株式会社ロココのソフトウェア事業では、XML技術を活用した出版、広告、新聞システム分野のソフトウェアを開発・提供しています。パッケージ開発から大規模システム構築までこの分野での幅広い実績と経験を誇ります。
<「METAWORKS」について>
「METAWORKS」は様々な印刷物の制作を支援する本格的な自動組版ソフトウェア。直感的なGUIが特徴で、データの加工、編集、自動組版などの設定が簡単にできる他、各種ファイルやデータベースにも直接アクセスが可能で、データ種別を問わず、Adobe(R) InDesign(R) CS2/CS3/CS4やInDesign(R) Server CS2、InDesign(R) CS3 Server、InDesign(R) CS4 Serverと連携し高速に自動組版をおこなう最新鋭のデータベースパブリッシング。効率化、コスト削減、納期短縮を可能とし、大手出版や新聞、印刷をはじめ企業規模を問わず、様々な業界で広く利用されています。詳しくは下記Webサイトをご覧ください。
http://www.metaworks.jp
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し、利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍) また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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