サイバーテック、「ワンソース・マルチユース」分野を強化。XML DBの主用途に。

報道関係者各位
2011年1月18日
株式会社サイバーテック
サイバーテック、「ワンソース・マルチユース」分野を強化。XML DBの主用途に。

コンセプトは「集める・ためる・活用する」

株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、iPad・スマートフォンなどの登場により再び注目を浴びている「ワンソース・マルチユース」分野を今後強化いたします。また、同分野を「集める・ためる・活用する」とわかりやすいコンセプトで表現することにより、より普遍的な形で啓蒙を行い、市場拡大を目指していくことを宣言いたします。

事業分野強化の内容

「ワンソース・マルチユース」は、元データをXMLにて一元化することにより、Webや組版などの複数用途に展開するという、印刷業を中心とする応用分野でした。近年はiPad・スマートフォンなどの登場により、展開可能な用途が増えたことによる注目度は飛躍的に高まっております。

今回サイバーテックは、今まで実現することが困難であり、理想論だけ先行し本来の目的を達成することができなかった「ワンソース・マルチユース」を、柔軟性の高いXMLデータベース(XML DB)の長所を最大限に活用することにより、簡単に実現可能としました。

そして「集める・ためる・活用する」という分かりやすいコンセプトにて、それらを広く啓蒙し、本当の意味での企業内情報整備を実現します。

【集める】

企業内に散乱するデータや、外部から入手できる様々な情報など、どのような情報であっても、柔軟なデータフォーマットであるXML形式で自由自在に収集が可能です。

【ためる】

情報ソースとして蓄積が必要なXMLデータは、しっかりとXMLデータベースで管理。利用シーンに応じて様々なラインナップのデータベースソフトウェアで管理することが可能です。

【活用する】

いくらデータを集め、管理しても最終的に活用しなければ意味がありません。WEBや組版~印刷だけではなく、DVDメディアや今注目のiPad、スマートフォンなどによる展開など、XMLの長所を生かし、様々なかたちで簡単に再利用が可能です。

XML/XML DBのサイバーテック:データソースを入手、XML DBでデータを一元管理、複数のメディアに展開

企業内情報について「集める・ためる・活用する」を実施するメリット

企業内に存在するデータを人手でコピー&ペーストを行い、カタログやWebに出力している場合、システム化により、次のような改善効果が得られます。

  • 元データからのコピー&ペーストによるミスをゼロに(確実な出力)
    貼り付け先を間違える・コピー時にデータ欠落に気付かない、などのリスクをゼロにできます。
  • 人手が介在せず、システムでリアルタイムに出力(スピードアップ!)
    人手で実施すると、いくら人数を揃えてもある程度の時間が必要ですが、システム化することにより瞬時に出力可能です。
  • オペレーションコストの削減・多展開による営業機会の拡大(収益向上!)
    単純にオペレータの人数を極小化できるだけではなく、iPad・スマートフォンなどの最新端末も含めた多展開により、営業機会を増やすことが可能です。

現在は、特にスマートフォンやiPad の急速な普及により、企業における「コンテンツの電子化」や「マルチデバイス対応」の波が確実に大きくなっています。出版社などコンテンツを保有している企業は、コンテンツの再利用による新たなビジネス展開と収益拡大が見込める環境が整い、さらに流通業や製造業などは、カタログや販促物、マニュアル(取扱説明書)などの企業内コンテンツを一元管理する事で、販促部門や制作部門のコストダウンを図る事が可能となります。

サイバーテックの取り組みと狙い

サイバーテックは、今回の取り組みを元に事業概要を以下の通り修正します。従来と比べて、顧客に対してより多くのメリットを提供できるようになるだけではなく、Web制作会社や電子出版関連企業、さらにはスマートフォン関連企業との協業を積極的に進め顧客ニーズの開拓と市場拡大を推進いたします。

  • XML DBMS(XMLデータベース管理システム)の提供
    柔軟性の高いデータ管理を、XMLテクノロジとデータベース管理システムで解決。従来のデータベース管理システムでは検索や管理が困難(=開発費が増大)な、次の用途で使われています。
  • システム開発およびエンジニアリングサービスの提供
    エンタープライズ系などの各種システム開発やエンジニアリングサービスを提供します。
  • WebインテグレーションおよびITアウトソーシングサービスの提供
    CMSエンジンを用いたWCMシステム(※)やWeb/電子書籍などの各種マルチメディアコンテンツ制作、およびHTMLコーディング・サイト運営代行・バナー制作等のITアウトソーシングサービスを提供します。
    ※WCM:Web Content Management

サイバーテックは今後「集める・ためる・活用する」を積極的に打ち出し、本当の意味での情報活用を実現し、XMLおよびXMLデータベースの市場拡大を目指します。

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。「集める・ためる・活用する」を提供することを事業コンセプトとし、次の3事業を展開しています。
  • コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」の提供。
  • データ連携などの各種システム開発やエンジニアリングサービスの提供。
  • Webインテグレーションやマルチメディアコンテンツ制作、および各種ITアウトソーシングサービスの提供。
URL:https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍)
また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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