難易度が高く、コストもかかるDITA導入を段階的に行うことで効果を実感
お客様のドキュメント活用をサポートする株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都渋谷区、以下サイバーテック)は、技術情報を制作・発行・配布するためのXMLに基づいたアーキテクチャであるDITA(Darwin Information Typing Architecture)の導入を支援するソリューションを発表いたします。
自動車やパソコン、プリンタ、エレクトロニクス製品など消費者向け製品から、建機、工作機械、通信機器やソフトウェアといった企業向け製品まで、様々な分野でマニュアル(取扱説明書)は必要不可欠です。しかしながら、近年はコストダウンや効率性と正確性を両立することが求められており、さらに多言語対応やWebマニュアル(HTMLマニュアル)による配信も求められている状況において、DITAベースのマニュアル制作スタイルは非常に効果的です。DITAを導入すると、マニュアルの多言語対応が低コストで実施出来るだけではなく、複数の担当者でマニュアル作成を進めてゆくことができます。さらに標準化も進み、ヌケモレも激減します。
しかしながら、DITA導入にはそれなりの予算が必要であり、同時にいくつかの高い障壁が存在します。理由はDITA導入において、以下が必須となるためです。
サイバーテックは黎明期からXMLに携わっており、XMLに基づいたアーキテクチャであるDITAにも積極的に取り組んでいる一方、ドキュメント関連システムも多数手がけてきました。そのような中、このたびドキュメントおよびDITAに関するノウハウを結集し、DITA導入における「高い障壁とコスト」の問題を段階的に解決するための「DITA導入ソリューション」の提供を開始しました。
特徴は、ハードルの高いDITAを一気に導入するのではなく、まずはDITAとは切っても切れない「トピック指向ライティング」をベースとしたCMSの導入から実施し、その後DITAの導入を目指す流れにあります。
その第一歩を実現することができるCMSとして、多言語コンテンツにも対応するドキュメンテーション支援システム「Publish MakerX」を用います。同製品では、全てのコンテンツがXMLで管理されますので、トピック指向ライティングが定着した段階で、DITAに移行していただくことが可能です。
また、DITA導入時に必ず問題になるのが、レガシーデータの移行です。サイバーテックがフィリピン セブ島に有する自社オフショア拠点では、数多くのDITA移行を実施しており、MS WordやFrameMakerのデータ、InDesignなどのDTPデータまで、様々なデータをリーズナブルに変換(DITA化)してまいりました。レガシーデータの移行に関しては既に進行中のDITA導入プロジェクトでも活用頂けます。
DITAは、Darwin Information Typing Architectureの略で、製造業やソフトウェア業界におけるマニュアルをはじめとする技術情報を効率良く制作・管理・配信・再利用するために策定されたXMLベースのアーキテクチャです。海外を中心に普及が進んでおり、日本国内においても導入に向けた動きが加速しつつあります。
DITA xml.org https://dita.xml.org/
今後はXML技術やドキュメントソリューションのノウハウを活かし、国内シェアNo.1のXMLデータベース「NeoCore」や、その技術を応用した多言語コンテンツ管理に強いCMS「Publish MakerX」の提供とともに、DITA導入を推進してゆきます。そして「Document Revolution」を実現すべく、企業内ドキュメントの革新的な生産性向上・再利用促進を目指します。
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