サイバーテック、商品情報管理パッケージ「MDM Master」を開発

報道関係者各位
2008年10月16日
株式会社サイバーテック
サイバーテック、商品情報管理パッケージ「MDM Master」を開発

複雑な商品情報をXMLデータベース内で管理。変化する項目を柔軟に追加変更可能

株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、2008年10月16日、XML技術を活用した、商品情報管理パッケージ「MDM Master」(※)を開発、受注を開始した事を発表します。

今回発表する「MDM Master」は、工作機械や建材、文具など、ユニークな属性を持つ商品を製造するメーカーのマーケティング部門や、それらを取り扱う卸業、商社、小売業などを対象にした、商品情報を管理するパッケージソフトです。

「MDM Master」の最大の特長は、従来の商品情報管理システムの課題であった、ユニークな属性を持つ商品を管理する際に、商品情報を格納するリレーショナルデータベースの構造上問題となっていた、パフォーマンス面と拡張面について、XMLデータベースを使う事で解決した点です。また、高機能でありながら、他社パッケージ製品と比較して安価に価格を設定しました。「MDM Master」の主な特長・機能と価格については、下記の通りです。

※ MDM:Merchandise Data Management

特長

  • 表構造では限界のあった、多岐にわたる複雑な商品情報や、商品特性上、ツリー型の構造を持つ商品情報を、XML技術を用いることにより、柔軟でやわらかい管理を実現。
  • 多種多様なデータ構造の商品情報が混在することを想定された設計のため、商品情報に多種多様の項目を、後から追加することが可能。
  • ネイティブXMLデータベース(NXDB)を利用することにより、商品ごとに異なる情報が必要な場合や、派生情報が多数発生するような商品情報に関しても、柔軟でやわらかい状態を保ちながら、高速な検索スピードを実現。
  • クライアントソフトウェアをPCにインストールせずに、Web管理画面のみから商品情報や項目の変更等、各種設定が可能な、機能的なWebインターフェイス。
  • ユーザごとに、リポジトリごとのリード・ライト等のアクセス権限の設定が可能。
  • データの入出力にエクセルを用いることにより、やさしい操作性を実現し、多様な構造変更にも対応。
  • スタイルシートにより、簡単にWebデザインの変更が可能。

機能

  • セールス・ポータル
    商品の型番から商品情報をWebブラウザで検索する機能を持った利用者向け機能。
  • プロバイダ・ポータル
    Webブラウザを使って商品情報をデータベースに登録・流用する情報登録者向け機能。
  • アドミン・ポータル
    Webブラウザから、商品カテゴリや商品属性項目の追加変更を行う事が出来る管理者向け機能。

価格

Windows版 ライセンス:250万円/CPU、保守:50万円/年 (ユーザ数:無制限)

サイバーテックでは、「MDM Master」をソリューションプロバイダやシステムインテグレータなどを通じて、今後1年間で50社以上の販売を目指します。

関連URL

https://www.cybertech.co.jp/xml/xmldb/option/mdm_master_1.php

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。
https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し、利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍) また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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