サイバーテックと日本SGI、主力製品の販売促進で協業
株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、サイバーテックが販売するXMLデータベース「NeoCoreXMS」と、日本SGI株式会社(代表取締役社長:佐藤 年成 本社:渋谷区恵比寿、以下日本SGI)が販売する、エンタープライズ・ゲートウエイ型NAS「ONStor ™ NAS Gataway」とを組み合わせた、拡張性・柔軟性に優れた低価格のストレージ・ソリューションを共同で開発する事を発表します。
サイバーテックの「NeoCoreXMS」は、XMLデータをスキーマレスでそのまま格納できる柔軟性・拡張性の高い「速い・カンタン・やわらかい」XML DBパッケージで、Xpriori社の特許技術DPP(Digital Pattern Processing)による高い検索性能を有します。
電子化文書の属性情報(メタ)をXML形式で記述しXML DBに格納する事で、素早く目的の文書を探し出す事ができ、さらにはそれらのメタデータを帳票作成やWebコンテンツとして再利用する事が容易にできます。「NeoCoreXMS」は、累計500社以上に導入され、国内のシェアは4年連続でNo.1を獲得している、XML DBのデファクトスタンダード製品です。
日本SGIの「ONStor ™ NAS Gataway」は、マルチベンダーのディスクアレイに対応したオープンストレージで、用途に合わせてストレージを自由に拡張できるのが最大の特長です。また、高速なデータのレプリケーション機能を備えており、手間のかからない確実なバックアップ/リストアを実現する他、ユーザ自身で操作が可能な高機能のGUIベースの運用管理コンソールを提供します。
今回のソリューションにより、内部統制下で高まる文書電子化のニーズに対して、初期費用を安く抑える事ができるだけでなく、短期間で必要なハードとミドルウエア一式を導入する事が可能となります。さらにシステム運用管理者が直面する「導入時の機器の選定・ストレージ容量の見積もり」や「文書検索の仕組みの検討」「バックアップ・リストアなどの運用管理」といった非常に煩雑な作業も、大幅に削減する事ができます。
今後、「ONStor ™ NAS Gataway」によるストレージシステムと、格納された電子文書の検索用途としてXMLデータベース「NeoCoreXMS」をプリインストールしたLinuxサーバをセットにしたソリューションパッケージを提供する予定です。
また、両社は文書電子化の必要性が高い製造業・金融・商社などを中心に共同でマーケティング活動を実施します。その第一弾として、5月14日から5月16日まで開催される「第10回データストレージEXPO」の日本SGIブースにて本ソリューションの紹介を実施します。
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