エス・エフ・アイとサイバーテック、流通業向けSCMソリューションで協業

報道関係者各位
2008年3月4日
株式会社エス・エフ・アイ
株式会社サイバーテック
エス・エフ・アイとサイバーテック、流通業向けSCMソリューションで協業

次世代標準EDI のXMLデータをそのまま格納・再利用する事で業務のムダを削減

※ 本日、株式会社エス・エフ・アイからも同内容の報道発表を実施しています。

流通業向けのPOS・SCM・基幹システムを開発・販売する株式会社エス・エフ・アイ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:石川 裕道、以下SFI)と、XMLデータベースパッケージ「NeoCoreXMS」「Cyber Luxeon」を開発・販売する株式会社サイバーテック(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:橋元 賢次、以下サイバーテック)は、流通業向けの次世代標準EDIに対応したXMLベースのSCMソリューションに関して協業する事を発表します。

流通業では、現在主流となっているJCA手順から、XMLをベースとした次世代標準EDIへの移行が進んでいます。しかし、次世代標準EDIフォーマットをそのまま業務システム側で格納・再利用する事ができないため、従来のシステムに合わせるためのマッピング作業を手作業で行う必要がありました。また、特に雑貨や化粧品などの多品種を取り扱う企業では、取引先や商品によって異なる帳票形式やデータフォーマットにシステムが対応できないケースが発生すると予想されます。

SFIとサイバーテックは、XMLデータベースを核とした上記課題を解決するためのソリューションを共同で開発し、発注側(小売業)と受注側(卸・メーカー)及びVAN事業者が、次世代標準EDIへのスムーズな移行と業務の効率化を可能にします。

SFIは、流通業におけるSCMのコンサルティングとシステム開発ノウハウを生かし、次世代標準EDI(JX手順)対応通信パッケージ「BizX(ビジクロス)」や、XMLベースのEDIデータに対応した受発注業務パッケージを提供します。また、サイバーテックは、XMLフォーマットのEDIデータを変換せずにそのまま格納できるXMLデータベース製品を提供します。

今後、両社は共同マーケティング活動を通じて次世代標準EDIの普及促進を図るとともに、製品のOEM提供や販売協力も視野に入れた具体的な施策を検討・推進する予定です。尚、ソリューションの詳細については、3月4日から3月7日まで開催される流通情報システム総合展「リテールテック JAPAN 2008」のSFIブースで展示致します。

関連URL

流通業向けソリューション概要:https://www.cybertech.co.jp/xml/contents/xmlxmldb/talk/special_sfi-scm.php

※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
株式会社エス・エフ・アイ ビジネスソリューションシステム事業部:梶原 智
TEL:03-6214-1811 FAX:03-6214-1812

株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村
TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002
<株式会社エス・エフ・アイについて>
株式会社エス・エフ・アイは、長年に渡り百貨店向けトータルソリューションシステムを提供すると同時に流通業標準EDIの普及のための種々の活動を行い、標準EDI製品をベースにSCMシステムなどの提供を行っています。
http://www.sfi-inc.co.jp/
<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XML DB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。
https://www.cybertech.co.jp/
<XMLデータベースについて>
XMLデータベース(XML DB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し、利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり、やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります。(約50倍~100倍) また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP(https://www.xmldb.jp/)をご覧ください。

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