2008/06/13開催:XML DBソリューションセミナー「Webカタログ編」 セミナーレポート

2008年6月13日にTEPIA Plazaで「XML DBソリューションセミナー『Webカタログ編』」が開催されました。
本セミナーは、「NeoCore」の販売パートナーであるキャノンITソリューションズ社との共催セミナーです。

集客

本セミナーは、製品のライフサイクルが複雑化、短期化している製造業における新たな販売ツールである「Webカタログ」にスポットをあて、「RDBとXMLデータベースの違い」、「ワンソース・マルチユース」の実現ポイントについて、導入事例と共に製造業でカタログ製作、製品企画に携わる方向けのセミナーとして企画しました。当日は、製造業の方々が参加者の8割を占め又、事前アンケートでは、XML/XMLデータベースへ関心を持たれている方が非常に多いことに驚きました。

セミナーの内容

本セミナーは、自社スタッフでのWebカタログ製作内製化に成功!業務の「見える化」を実現したオリエンタルモーター株式会社様の事例とともに、XMLデータベースの解説、XML技術による「Webカタログ」、「他システムとのデータ連携」への適用事例および製品情報の多目的利用を実現する「ワンソース・マルチユース」の紹介を2セッション構成で開催いたしました。

Webカタログ等、製品情報管理に効果を発揮するXMLデータベースとは?

会場の様子その1

弊社平柳より、RDBからXMLデータベースへのリプレイスのきっかけになった「NeoCore」を、以下の内容でご説明しました。

  • XMLとは?
  • 拡大するXMLデータベース市場
  • RDBとの違い
  • 利用用途 など

XMLデータベース市場の説明においては、XMLコンソーシアム会員アンケートを使いながら市場での認知の変化や市場拡大状況を紹介しました。説明の中でもRDB、ハイブリッド型DBとの比較説明においては、参加者の方の多くが身を乗り出し、説明に聞き入っていました。


オリエンタルモーター様Webカタログ事例にみる製品情報の多目的利用「ワンソースマルチユース」の実現

会場の様子その2

事例であるオリエンタルモーター株式会社のWebカタログ構築を担当したキャノンITソリューションズ社 製造事業本部 木村氏より、製造業で望まれる製品情報管理ソリューションの背景から導入事例までを現場視点でご紹介しました。

「『紙カタログがDBです!』製造業でWebカタログを検討する多くの方々から聞く言葉です。」から始まった紙カタログ製作現場の現状。製品情報管理でのXMLデータベースの有用性とEAIツールを利用したワンソースが実現するマルチユースをご説明いただきました。また、事例として、オリエンタルモーター株式会社のWebカタログシステムを紹介。登録画面がエクセルというユーザビリティが非常に高い製品情報管理システム及び登録された製品情報の二次利用で実現するWebカタログシステムをデモンストレーションを交えてご説明いただきました。事例の紹介後には、参加者の方から以下のような非常に具体的な質問をいただきました。

  • データ連携ツールの選択理由
  • 画像情報に文字情報がある場合の対処方法
  • システム開発の規模感、環境

まとめ

今回のセミナーを通じて、アンケートからも読み取ることができますが、多くの製造業の方々が「Webカタログの構築」「紙カタログのデータベース化」を課題されていることを改めて感じることができました。また、会場の反応が最も良かった内容は、「RDBとXMLデータベースの比較」を製品や業務・運用視点で説明した部分でした。有用な情報提供ができるようお客様視点で第二弾も企画します。ぜひご期待ください。

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