製造業のマニュアル(取扱説明書)制作部門において、DITAと呼ばれる、XMLベースのトピック指向ライティング手法によるマニュアル制作スタイルの導入が増えています。
「DITA導入支援(レガシーデータ移行・スタイルシート作成)」サービスでは、FrameMakerやInDesign、Wordなどで制作されたドキュメントをDITA化するサービスをご提供しております。フィリピン セブ島にDITAに強いオフショア拠点を有しており、ノウハウとコストダウンの両面から、皆さまのDITA導入に向けたご支援をいたします。
自動車やパソコン、プリンタ、エレクトロニクス製品など消費者向け製品から、建機、工作機械、通信機器やソフトウェアといった企業向け製品まで、様々な製品マニュアルや保守マニュアルが存在します。それらのドキュメンテーションにおいて、多言語に対応する必要があるとともに、製品のバージョンアップとともにマニュアルも改訂していく必要性があるため、いかに効率よく作成するか?という取り組みが進められてきました。
DITAは、マニュアル(取扱説明書)をはじめとする製造業の技術情報を効率良く制作・管理・配信・再利用するために策定されたXMLベースのアーキテクチャであり、製造業のマニュアル制作部門でDITAを採用する企業が増加しています。DITAを導入する際は、文書の構造に従って部品化された「トピック」という単位でXMLを編集する「トピックライティング」という新しい手法でマニュアルを制作するため、その体制を整えなくてはいけません。また、DITA導入によるコンテンツの再利用性を高めるためには、過去にFrameMakerやInDesign、MS Word、PDFで作成されたレガシーデータのマニュアルをDITA化(DITA移行)するという、非常に手間のかかる作業も実施する必要があります。さらに、レイアウトを復元するためにはスタイルシートも同時に作成する必要があります。マニュアルがどれだけ標準化されているかにもよりますが、通常のスキルでは対応が非常に困難となります。DITAの仕様を熟知した専門家にテンプレート代わりに使えるスタイルシート作成を依頼し、その後そちらをベースに、独自に変更する、という流れが一番リーズナブルな進め方となります。
サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、XMLを熟知したエンジニアと、迅速かつ正確にデータ移行を行うオペレーションスタッフにより、FrameMakerやInDesign、MS WordやPDFなどの既存ドキュメントをDITA化するサービスをご提供しております。
このようなお客様の課題に対して、サイバーテック セブITアウトソーシングセンターでは、日本品質でリーズナブルな既存ドキュメントの「DITA導入支援(レガシーデータ移行・スタイルシート作成)」サービスを提供させて頂いております。
1998年2月に XML 1.0 が勧告され、サイバーテックはその直後である2000年からXMLが関係する様々なプロジェクトに携わってきました。セブITアウトソーシングセンターも2006年の設立当初から今日にいたるまで継続的にXMLのノウハウを蓄積し、DITA化プロジェクトを含め、様々な実績を積んでまいりました。お客様のドキュメントをハイクオリティ、かつ最適なご提案とともに、XMLベースのアーキテクチャであるDITAの導入支援やDITA化を実現いたします。
サイバーテック セブITアウトソーシングセンターは、ネイティブレベルの英語力を有するフィリピンにありますので、英文をベースとしたマニュアルなどもすぐに理解ができます。その結果、圧倒的なコストカットが可能となります。それだけではなく、WordやDTPデータ、PDFを含めた数多くのドキュメントデータを扱ってきたノウハウがあります!他のオフショア拠点と異なり、「ドキュメントノウハウ」を有した自社オフショア拠点である、セブITアウトソーシングセンター(フィリピン・セブ島)が、ドキュメントのDITA化を低コストでご提供いたします。
セブITアウトソーシングセンターでは、お客様とのコミュニケーション~プロジェクトマネジメントは全て日本人が行っております。中国・大連などに代表される「日本語がわかる現地人」レベルではなく、「ネイティブな日本人」が日本語ドキュメントの構造を理解し、DITA化を行っております。納品前には日本人によるクオリティチェックを実施し、さらにニアショア拠点(サイバーテック沖縄)も含めた、日本人によるダブルチェックを行わせて頂くことも可能です。
「DITA導入支援(レガシーデータ移行・スタイルシート作成)」サービスは以下の2つのサービスで構成されており、お客様のご予算・ご要望に即した形で、作業範囲や内容のご提案をいたします。また、日本品質のサービスを提供するために、お客さま窓口と納品前のチェックは、現地の日本人マネージャ及び日本人チェッカーが担当いたします。
InDesign、MS WordやPDFなどの非構造化ドキュメントをDITA化します。FrameMakerの場合、ある程度構造化されている場合もありますが、100%ではない事が大半であるため、構造化チェックも実施します。お客様側からはDITAのバージョンとDITA編集エディタを指定頂き、合わせて移行ルールを記載したリファレンスマニュアルをご提示頂きます。
リファレンスマニュアルがない場合は、弊社にてヒアリングなど行い、新たに作成する事も可能です。英語マニュアルであれば、フィリピン人ITオペレータが内容を読み取り、コンセプト・タスク・リファレンス・グロッサリーの各基本要素に従ってDITA化を進めます。ditavalを使用した条件分岐による機種や仕向け毎の出し分け指定、相互参照、DITA-OTによる組版確認まで実施する事も可能です。単純な内容であれば1トピック10~20分程度で移行します。
FrameMakerやInDesign、MS WordやPDFで作成されたマニュアルの図版や数式などの素材をDITAで扱う事ができる形式に再作成します。もちろんDITAに付随する素材の再作成や変換作業のみといった作業も承ります。具体的な例としては以下の通りです。
概要 | InDesignで作成された海外向けマニュアル4冊をDITA1.2に移行。DITA-OTの組版環境も含めて用意し、日本人が組版されたPDFを目視で確認。 |
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期間 | 4か月 |
ページ数 | 2,000ページ |
使用ツール・技術 | Adobe FrameMaker, XML Author |
作業場所 | セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点) |
価格・費用 | お問合せください |
概要 | PDFのマニュアルの一部をDITA1.3に移行。準備と仕様理解含め4日で完了。 |
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期間 | 4日 |
ページ数 | 50ページ |
使用ツール・技術 | Oxygen |
作業場所 | セブITアウトソーシングセンター(フィリピンの自社オフショア拠点) |
価格・費用 | お問合せください |
上記は一般的な「DITA導入支援(レガシーデータ移行・スタイルシート作成)」サービスの事例となります。そのほか多数の事例がございます、詳細はお問合せください。
「DITA導入支援(レガシーデータ移行・スタイルシート作成)」にまつわる次のような課題をお持ちではありませんか?
はい、納品前に日本人がチェックするので安心。トライアルプロジェクトで品質をチェック頂くことも可能です!
XMLに精通した技術者が担当するのでご安心ください!
詳細な手順書のご用意は不要です。使用するDITA要素のリファレンスマニュアルと移行ルールがあればスタート可能です!
はい、InDesign、Illustrator、PDFなどから指定形式への加工を実施いたします!
はい、XMLの世界に精通した弊社ならではの、最適なCMSをご提案いたします!
「セブITアウトソーシングセンター」のフィリピン人エンジニアは、全員情報系(Computer Science学科)出身者です。単純作業なようで、実はしっかりとしたWeb技術が求められるITアウトソーシングとなりますので、上記以外も数多くの実績がございます。まずはお気軽にご相談下さい。
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