「Word2XML」コンバータは、Wordファイルから正確なXMLを生成するツールです。マニュアルや約款、規程集など、Microsoft Wordで作成した文書をXMLファイルに変換します。「Word2XML」で変換されたXMLファイルをXMLデータベースに格納することで、文書の検索、流用、翻訳メモリとの連携、HTMLへの出力など、MS Wordでは実現が困難であった企業内ドキュメントの利活用を促進します。
マニュアル(取扱説明書)、規定集、報告書などをはじめ、様々なドキュメント作成においてMicrosoft Wordは活躍していますが、自動組版(データベース組版)により印刷用データを起こす場合や、Webサイトへの配信などを行う際は、一般的にまずはXML化することからスタートします。MS WordはOOXML(Office Open XML)というXMLフォーマットで記述されているとはいえ、コンテンツとして利用するには構造化された情報で取得する必要があり、その場合はXML化を行う工程が別途必要となります。
「Word2XML」コンバータは、上記の課題を解決するためのツールであり、手作業でXMLデータを作成するよりも高い作業効率を得ることができます。
XML変換 ~既存のMS Word文書を一括してXMLに変換したい
「Word2XML」コンバータを使って既存のMS Word文書をXMLに変換します。MS Word文書をフォルダ単位で一括XML変換を行う事も可能です。このXMLは、パースチェックされた正確なXMLです。
XML文書作成支援 ~XML変換用の文書をMS Wordで効率良く作成したい
「Word2XML」は、MS Wordを文書編集ツールとして使う際の「作成手順の標準化」と「マクロによる作業効率アップ」を支援する機能を提供し、文書の再利用性と品質を向上させます。特に、製造業のお客様には、17種以上の文書作成支援マクロがマニュアルや技術文書等の制作作業を強力にサポートします。
さらに、一段組から二段組、二段組から一段組など、レイアウトの変更も可能です。また、「Word2XML」は、分かりやすい直観的なインターフェイスで文字サイズ、書体、装飾などのスタイル設定が可能です。
▲Word2XMLとXMLデータベース「NeoCore」との連携
「Word2XML」コンバータは、XMLデータベース「NeoCore」へのインポート用の初期データ作成などでも力を発揮します。
ドキュメント・マイグレーションのプロジェクトなどにおいて、既存のMS Wordデータを「Word2XML」によりXMLデータに変換します。生成されたXMLは、どのような構造のXMLデータも格納することができる「NeoCore」にそのままダイレクトに格納することが可能なので、プロジェクトにおける効率化やコストダウンに貢献します。
サイバーテックがフィリピン・セブに有するオフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」では、様々なドキュメント・マイグレーション業務を行っております。
元データがMS Wordである事も多く、そのような場合「Word2XML」コンバータにより、XMLデータに一括変換後、最終成果物と元の見本データを目視による比較検査を行うことで、データ移行工数の削減と品質維持を両立させることができます。
Word入力作成の機能一覧 |
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XMLファイル変換の機能一覧 |
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OS | Windows 7/8.1/10 |
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対応アプリケーション | Microsoft Word 2010/2013/2016 ※全て32ビット版のみ |
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