マニュアル作成システム「PMX」は、出力制御により縦向き・横向きのコンテンツが混在したマニュアルをPDF形式で出力出来るとともに、HTML出力も含めワンソースで出力することが可能です。例えば大きめの図表や横長の表、あるいはフローチャートなどのような縦長・横長の画像を使用することもできます。「PMX」では、縦書き・横書きも可能となるため、言語ごとに縦向き・横向きのページと組み合わせた複雑なレイアウトのマニュアルを作成することが出来ます。
マニュアル作成システム「PMX」は、PDF形式のマニュアルにおいて、縦向き・横向きの出力制御が可能です。Microsoft PowerPointをベースとしたコンテンツにも対応することが可能となるため、「PMX」をマニュアルに限らず様々なコンテンツ作成プラットフォームとして活用することが可能です。マニュアル全体を横向きレイアウトにすることも可能ですが、トピックごとに横向き・縦向きを変更することが可能です。例えば、特定のページのみ大きな図表を入れたいので該当ページだけ横向きにしたい、あるいは横長の表を入れたい場合や幅の広いフローチャートが必要な場合など、横向きのコンテンツも活用したいマニュアルで活用できる機能となります。また、PC画面での閲覧を前提としたPDFマニュアルを作成したい場合は、横向きのPDF形式とすることでPC画面に収まりやすくなるというメリットがあります。
マニュアルのコンテンツにおいて、HTMLマニュアルの場合はレスポンシブデザインで出力することが可能となりますので、縦向き・横向きといった事は余り気にしなくても良いですが、PDFの場合はコンテンツの内容により、縦向き・横向きといったことは意識する必要があります。マニュアル作成システム「PMX」では、PDF出力の時のみ縦向き・横向きといったレイアウトの切り替えを反映させる操作は、チェックボックスの入力一つで簡単に行う事ができます。
▼縦向き・横向きの切り替えイメージ
▼同じコンテンツをHTML出力した際のレスポンシブデザインのイメージ
(ブラウザの画面サイズに連動して自動で表の幅が拡大縮小されます。PDF出力時の出力制御の縦向き横向きの設定に影響を受けません。)
前述のPDF出力時に横向きページとする出力制御の機能を利用し、トピックごとに横向き・縦向きを変更して出力したマニュアルドキュメントの一例を次にご紹介します。
ベースは縦向きレイアウトで作成されたドキュメントに、特定のトピックのみ幅の広いフローチャートを差し込みました。このトピックのみ出力制御で横向きにチェックをつけます。こちらのドキュメントを出力した場合は、以下のように表示されます。
▼2番目のトピックのみ出力制御を横向きに設定し、PDF形式で出力した場合
▼同じドキュメントをHTML出力した際の表示例
PDF形式で出力する際に目次ページも出力することができます。この目次ページはマニュアル作成システム「PMX」が自動で生成します。コンテンツのページの向きと連動することなく、目次のページが独立した状態で縦横の向きを設定することができます。
例えば、次のサンプルは同じマニュアルドキュメントからPDF形式で出力したものですが、目次ページのみページの向きが異なる状態となりました。
マニュアル作成システム「PMX」では、PDF出力の時の目次ページの出力制御(出力有無や縦向き・横向きといったレイアウトの切り替え)の操作も、チェックボックスの入力などで簡単に行う事ができます。
▼PDF形式で出力する場合の目次ページの出力設定画面と出力結果の比較
マニュアルコンテンツに限らず、縦書きの文章が求められる際にも、トピックの編集機能によって書籍のような縦書きレイアウトで出力をすることができます。縦書き文章のメリットとしては、視線をゆっくりと丁寧に移動してもらいやすいため、深い内容理解をしていただける傾向があると言われています。反対に、横書きでは視線の移動が早くなりやすく、流れを簡単に理解してもらいたい場合や、フローチャートのような挿絵や図表をメインとしたマニュアルのように素早く読み込んでもらいたい場合に有効です。
PDF出力における縦向き・横向きの出し分け機能と合わせた応用例として、例えば「日本語のマニュアルは縦書き・横向きで出力したいが、英語などの欧州系言語のマニュアルについては横書き・縦向きで出力にしたい」といった事も、マニュアル作成システム「PMX」であれば実現することが可能です。
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