サイバーテック社長ブログ

2009年1月 Archives

翔泳社さん発行のDBマガジン3月号
「Office Open XMLはこう使おう
MSOffice文書+XML-DB(XMLDB)による、文書データ統合管理と検索システムの構築」

というタイトルで、Office Open XMLXMLDB(XMLデータベース)によるシステム構築についての特集記事が掲載された。

そのXMLデータベースとして「NeoCoreXMS」が採用された。感謝感激

非常に下世話な例えで言うと、「あ、自分の子供がテレビに出てるやん、録画、録画」といった感じ、だろうか。先日の「プロダクトに対する思い入れ」度が、さらにもりもりと沸いてきた。

まじめな話として、Office2007で生成されるWord、Excelなどのデータは、実は全てXMLなんです!しかも、WordやExcelはXMLを圧縮しているだけなので、拡張子を.ZIPにすると、中身が全部見えるのです。これはとても画期的で、すごいことです!

・・・と言ってみても、一般ユーザの反応としては
「何かが変わるの?」
「今までと違った、何か良いことがあるの?」
「そもそも何のことかよくわからないけど?」
といった意見が大半と思う。

でも、今回の「MSOffice文書+XML-DB(XMLDB)」のコンテンツを見て、Office Open XML とXMLDBを用いた、有用なアプリケーションを構築してみよう!という方が一人でも増えたら良いな、と真剣に思う。
そうすると、知らず知らずのうちに「MSOffice文書+XML-DB(XMLDB)」のアプリケーションを利用するユーザも増え、ITリテラシーの高い方から「あぁ、これはなんか、XMLというフォーマットで出来たWordやExcelと専用のデータベースで動いているから、こんなに便利なんやね」という話が、自然発生的に広まり、それが当たり前になることを期待したい。

むろん、私はもとより、サイバーテックは、それら一連の取り組みに協力してくれる方々に対して、様々な形で協力してゆきたいし、そのような機運をぜひ応援してゆきたい。
かねてから、思っていたこと。

ソフトウェアプロダクトが売れるかどうかについては、機能面、事例なども重要なのだが、必要条件として一番重要なものは、「そのプロダクトに対する強い思い入れを持つ人がいるかどうか」ではないか、と常日頃感じていた。

うちでいえば、XMLデータベースになるのだが、私自身、24時間、寝てもさめても、XMLデータベースのことを考えている。また、そのように考える人が社内に何人いるか、ということも重要と思う。

強い思い入れのある人がいたから当初立ち上がったプロダクトやソリューションが、責任者や担当が替わったとたんに失速し、数年すると世間に忘れ去られ、プロダクトのせいではない理由でディスコン、という悲しい結末を迎えるケースは、部署移動が頻繁にある大企業によくあるのではないだろうか、と思う。あくまで主観だが。

・・・と、日々考えていた。

たまたまシステムインテグレーター社さんからメルマガが来ていたのだが、「ヒット製品の裏には誰かがいる」というタイトルにひかれて中を読んでみると、梅田社長が同じようなことを書いておられたので、やっぱりそうなんだ、と思い、思わず書いてみた次第。

あらためて、XMLデータベースに「強い思い入れ」を持とう、と心に誓った。
あっという間にもう木曜日・・・

先週の金曜日は、毎度恒例の全体会議+懇親会。
先月もそうだが、今月も業務の都合で出席率が非常に悪い。
でも、100年に一度の不況と言われるこのご時勢、ありがたいお話ではある。

その後、実家への帰省も兼ねて土曜から大阪に。
週明けは大阪でのアポイントがあったので、ご訪問。

そうこうしているうちに、「サイバーテック、2年連続XMLデータベースパッケージ国内市場シェア1位を獲得」というリリースが今日出された。
トップベンダとしての責任を改めて感じたとともに、XMLデータベース(XMLDB)について、市場に対してきちんと説明をしてゆく必要性に関しても、改めて心に誓った。

そして、お客様をはじめ、周りで様々なご支援頂いている皆様方に改めて感謝。

・・・といったリリースが出された今日、私が所属する、EOの例会では、オラクルの新宅元社長が講師で登場した。
なんというめぐり合わせ。(^^;

講演はあまりにも近い業界であるため、非常に具体的で面白く、かつ勉強になる話てんこもり。
その中に、「Cliant First」、つまり、「競合他社等を考えるのではなく、顧客のことを第一優先で考えるべきである。なぜならば商品を選ぶのは顧客だから」という話があったのだが、確かになるほどなぁ~と思った。

これって、我々サイバーテックが言っている、「データベースは適材適所」ということと同じじゃないか・・・

なので、ちょっとプルプルしながら名刺交換してみた。

ちなみに、新宅元社長は、こてこての関西弁やった。
実は今日、1月8日は私の誕生日。

関係無いけれど、エルビスプレスリーとか、小泉元首相とも同じ日。

あと、大阪にいる、はとこ(いとこ、の子)とも、おなじ日。

先月わかったのだが、懇意にさせていただいている、豊作プロジェクトの秋田社長とも、偶然おなじ日。

というわけで・・・今、サプライズがあった。

社員から、写真のような誕生日プレゼントをもらった。
全て巨大なお菓子の・・・中にあるのは、同じお菓子。

サイバーテック社員からもらった誕生日プレゼント

しょっちゅうコーラを飲んでいるのを知っているのか知らないのか、
大好物のコーラ飴が。

一億円は、今週末の懇親会で、縁かつぎがてら、みんなでつまむことにしよう。

今日一日がとても幸せに過ごせる気がして、とってもうれしい。ありがとう~
今年は、ちょうど仕事はじめと朝礼の日(昨日)がかぶったので、
普通に朝礼をしてみた。ちょっと長めに・・・

で、主に話したこと。

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2009年は本当に景気が悪く、非常に厳しい年になると思われます。

我々がビジネスを行っているIT分野に関しても、すでにエンジニア派遣等の業種ではかなり影響が出ていますが、わが社は幸いにして、まだそれほど影響は出ていません。

ただ、本当に影響が出るのは、これからです。

わが社の事業は B to B ビジネスなので、コンシューマではなく企業ユーザの状況に直接左右されます。今年はどういう動きが予想されるかといえば、3月末の決算が悪いとわかった企業ユーザは、来期予算を削減するはずです。したがって、ITにかける来期の投資額もおそらく減るものと思います。

それにともない、競争力のないIT企業はたくさん倒産してゆくと思います。

ただ、IT投資をゼロにするか、というと、そうではなく、必要なところには投資を継続するはずですし、特にコストダウンに直結するような部分に関しては、逆に積極的に投資をすることも考えられます。

したがって、全てのIT企業が総倒れになるのではなく、本当に苦しい企業と底力を出して生き残ってゆく企業とに分かれると思います。

また、これは私の持論ですが、好景気時は、仕様を策定するよりも大量の予算を使ってエンジニアを確保し、力技で進めていくプロジェクトが多くなり、したがってエンジニア派遣ビジネスが好調ですが、不景気時は、限られた予算内で仕様を満たしてゆく必要のある受託開発が強い、と考えています。

わが社は受託から立ち上がってきた会社であり、この不景気に立ち向かってゆく力があります。

また、生き残ってゆくためには、独自性も必要ですが、わが社にはXMLデータベースをはじめ、XMLに関連したテクノロジ・EAIなどのデータ連携開発技術などを保有しており、「生き残る=survive」するための十分な武器を持っています。

そして、この不景気な状況を「survive」することによって、景気好転時に残っている企業こそが真の勝ち組となるわけです。

というわけで、今年は不景気に負けず「survive」してゆきましょう!

最後に。暗いことばかり言っていると、本当に暗くなってしまいます。
なので、これからは常に明るく、ポジティブで行きましょう!

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・・・と、記憶を頼りにきれいに文章で書くと、おおよそこういう内容。

戦後の復興期よろしく、こういった状況は逆にいうとチャンスとも取れるわけで、この機会を生かす手はない・・・
今年一年は、さらに精進しようと思います。ペコ。
サイバーテックの年末年始は、12月29日から休みに入り、1月3日まで年末年始休暇。土日をくっつけると、9日間連続で休み、となる。

時が過ぎるのは早いもので、去年はあれよあれよという間に、一度もセブに行けなかったので、料金的には高いが、まとめて休みが取れる今回の年末年始に行くことにした。29日に日本を発ち、2日に戻ってくるプラン。終日フリーで動けるのは3日間。

初日の30日は地元企業の社長さんとミーティングをしたり、現地のオフィスを見に行ったり、セブ開発センターのメンバーと打ち合わせや食事などをして、ビジネスマンとして過ごす。

2日目の31日は、いわゆる大晦日。翌日になると買い物ができないと思い、あわててショッピングモールにお土産を買いに走る。そして、夜の食料とシャンパンを買い込んでホテルのテラスからセブの町並みを見ることにした。

カウントダウンが始まる15分前あたりから、不景気なんてどこふく風・・・のごとく、町のいたるところで巨大な打ち上げ花火があがりまくる。遠くの町でも花火があがっており、セブ一帯は、地平線のすぐ上が全部花火、という感じ。そして12時をすぎてもしばらくは花火が続いた。これは壮観!(写真は撮影したが、真っ黒け)
それを見とどけた後、就寝。。。

ちなみにセブは12月は雨季で、1月から乾季に入る。
その影響というにはあまりにもデジタルだが、最終日の1日に関しては、到着してからどしゃぶりが続いたそれまでのお天気が嘘のようにからっと晴れて、午後からホテルのプライベートビーチで色々と遊んだ。海で遊ぶのって、何年ぶりだろう・・・とか思いながら。

そういえば、最後に海で遊んだのも、数年前に行った、フィリピンのボホール島だったかも。(^^;

というわけで、気分的にはリフレッシュ。肉体的には暴飲暴食がたたって、帰国後もひどい胃もたれ。七草がゆ、の意味がよぉ~く分かった年末年始だった。

というわけで、胃もたれと戦いながら、今日から通常の業務がスタート!
不景気の逆風に負けず、XMLデータベースのリーディングカンパニーとして、今年もぐいぐいいきまっせ!

ちなみに、今日朝礼で今年に関する考え方などを話したのだが、それについては、また明日。。。
新年明けましておめでとうございます。

謹んで新年のご祝詞を申しあげます。 旧年中はひとかたならぬご用命を賜り、心から厚くお礼申し上げます。 年頭にあたりまして、サイバーテックを代表しご挨拶を申し上げます。

旧年は弊社にとりまして、明るい話題が多数ございました。
代表的なトピックといたしましては、お蔭様で無事創立10周年を無事迎えることができました。また、XMLデータベース(XMLDB)最大のイベント「NeoCoreサミット2008」の大成功もございました。

弊社が10周年を迎えたのと共に、XMLに関しましても1998年2月10日の誕生(W3Cからの勧告)から10周年を迎えました。XMLも基盤技術としてすっかり浸透し、XMLを要素技術とする「XMLデータベース」という分野も認知度が日増しに高まった一年という実感でした。

ただ、残念ながら、XMLデータベースという言葉だけが独り歩きし、様々な解釈を呼んでしまった一年でもありました。

このような状況の下、2009年は国内トップシェアのXMLデータベースベンダーとして、また業界におけるオピニオンリーダーとして、XMLデータベース(XMLDB)とRDBとの違いや使いどころを適切に情報提供させていただき、業界に対してきちんとした理解が浸透するために尽力することがサイバーテックのミッションであると考えております。

本年も、弊社が掲げております「XML everywhere」をキーワードに、XMLやXMLデータベースが普遍的な基盤技術として、より多くの分野・用途で利用されるよう、全力で取り組みます。そして、XMLやXMLデータベースを用いることにより皆様方の業務効率化に少しでも貢献できるようスタッフ一同本年も鋭意努力してゆく所存です。

最後になりましたが、本年もみなさまのご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、旧年に増してのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


平成二十一年元旦 株式会社サイバーテック 代表取締役 橋元賢次

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