2月8日~10日の3日間、池袋サンシャインシティでJAGAT(日本印刷技術協会)主催のイベント「page2012」が開催されます。国内の印刷技術に関連する機器やソフトウェア、サービスが展示会とカンファレンス形式で展示されます。最新動向をチェックしたい方は是非その目でじかに確かめて頂く事をお勧めします。今回私は、講演者という立場で、2つのセミナーでお話を致します。今月のコラムではその内容をご紹介したいと思います。
前にこのコラムでご紹介しましたが、私が参加している研究会が毎年「page」の開催期間中に主催している交流会イベント「XMLパブリッシング交流会」を今年もやる事になりました。
「XMLパブリッシング準研究会」というこの研究会は、教材や参考書、辞書など主に出版物の制作においてXML技術を活用し、紙の制作だけでなく電子書籍などへのマルチユースへの展開をしやすくするための「ツール開発」「制作フローの研究」「技術動向のキャッチアップ」を目的として活動している研究会です。メンバーは2011年12月現在で約25名。出版社、印刷会社、ソフトウェア会社で構成されています。実際に業務でXMLを使った出版物の制作をされている方から、XMLの可能性を感じつつまだ手探り状態の方まで、様々な方が参加しています。勿論私のような技術者でない編集者、営業系の方も参加しています。
このイベントは「XMLパブリッシング交流会」という名前の通り、研究会の成果発表という目的の他に、「様々な課題をもった方同士の交流」を目的としています。実際にXMLを使ったコンテンツや出版物の制作を行っている方から、XMLを使っていなくてもその可能性を感じている方と意見交換をする事でお互いの課題解決やビジネス化のヒントが共有できればと思っています。研究会の成果発表の後、立食形式の懇親会がありますのでそこでざっくばらんなお話ができればと思います。事前申し込みが必要ですので、こちらからお申込み下さい。
http://enq-maker.com/7PVIDG6
こちらのセミナーでは、印刷会社さんが取り組んでいる事例紹介を中心に、今後の印刷ビジネスやその周辺ビジネス活性化のヒントとなるお話が聞けます。私の他に、豊国印刷さん、共同印刷さんが登壇されます。
サイバーテックは、印刷ビジネスそのものではなく、それを支援するためのITサービスやソフトウェアを提供する立場から、印刷会社さんとの協業ビジネスの必要性やIT企業が提供できるノウハウについてお話をする予定です。
印刷会社さんの営業やサービス企画に携わる方は、今後電子書籍やデジタル教材などの受注を行う上で、今までの印刷物の受注とは異なったアプローチで提案をしなければいけません。具体的には、エンドユーザの業務課題のヒアリングやコンサルティングから、制作効率化のためのツールやサービスの選定、さらには電子書籍やWebサイトを戦略的に活用したデジタルコンテンツの活用方法まで、今までにない多岐にわたった知識と提案ノウハウが必要とされます。
今回の講演では、私自身の提案経験を元に「クライアントへのアプローチ」「提案を成功に導くポイント」を随所に織り交ぜながら、来場者の方の提案活動に少しでも役に立つお話ができればと考えています。ご興味のある方の、ご来場をお待ちしています。それでは池袋でお会いしましょう!
御相談、ご質問はこちら |
サービスご案内資料や、特別資料「マニュアル作成の効率化とコストダウンを実現するポイントとは? 」がダウンロードできます。 |
最新事例の公開情報や、イベント・セミナー情報をお届けします。 |